エミリー・ブラントが『プラダを着た悪魔』の続編について言及
公開から約18年が経った今もなお根強い人気を誇る映画『プラダを着た悪魔』で、主人公アンドレアのちょっぴり意地悪な同僚エミリーを演じたエミリー・ブラントが、続編制作への思いを語った。
『プラダを着た悪魔』の続編について、エミリーは2022年11月に出演した米トーク番組『The View(原題)』で「あのメンバーとまたお芝居ができるなら、すぐにでも続編を作りたいです」と前向きな発言をしていたが、一方で、続編を作らずこのまま幕を閉じるのも悪くないと思っていることを、つい先日出演したポッドキャスト『Happy Sad Confused(原題)』で明かした。
エミリーによると、続編の制作について本格的に話し合われたことは「一度もない」そうで、自身を含むキャストたちは続編が作られなくても「大丈夫」だと言うと、「この泡の中で大切に保存されるべきものもあります。それでいいんです」とその理由を説明。
続けて、ミランダ役のメリル・ストリープが2012年に米Access Hollywoodのインタビューで「(続編が制作されるなら)体重を減らす必要がありますが、出演するでしょう」と発言したことを引き合いに出して、「メリルが続編について何かおもしろいことを言いませんでしたか?彼女は『続編は作られますか?』という質問に対して、『体重を減らさなくてもいいなら』みたいなことを言いました。たしか、体重の前にFワードを言っていたと思います(※)」と述べた。
※実際にメリルはFワードを使っていた。
なお、エミリーは2018年の米Peopleのインタビューでも、「みんながやるなら、私も喜んでやります」としたうえで、「続編が制作されないことを願う気持ちもあります。なぜなら、続編を作ると、オリジナルの特別さが薄れてしまうことがあると思うからです」などと話していた。
ちなみに、『プラダを着た悪魔』の続編をめぐっては、アンドレア役のアン・ハサウェイも2022年10月に米ETのインタビューで、「続編はないです。実現はしません。 私たちにはできないって感じです」と否定的な姿勢を示している。