ヘンリー王子が、父チャールズ国王ががんと診断されたことについて初めてコメントした。(フロントロウ編集部)

ヘンリー王子が父チャールズ国王について語る

 イギリス王室のヘンリー王子がアメリカの情報番組『Good Morning America(原題)』に出演し、父チャールズ国王ががんと診断されたことについて初めて語った。

 フロントロウでお伝えしたが、ヘンリー王子はチャールズ国王ががんを患っていると知ってすぐにイギリスに帰国した。チャールズ国王が妻のカミラ王妃と療養先のサンドリンガムを発つ前に、クラレンス・ハウスで再会し、短い時間ではあるが親子水入らずで過ごしたと伝えられている。

 「(がんと診断されたことについて)父と直接話しました。私は飛行機に飛び乗って、できるだけ早く父に会いに行きました。私は家族を愛しています。飛行機に乗って彼に会いに行き、少しでも一緒に過ごせたことに感謝しています」

 こう語ったヘンリー王子は、チャールズ国王の健康状態についての見通しを尋ねられると、「それは父と私のあいだだけのことです」と答えるにとどめた。

画像: ヘンリー王子が父チャールズ国王について語る

 また、先週、自身が立ち上げた国際スポーツイベントのインビクタス・ゲームに参加した選手やその家族と交流したヘンリー王子は、チャールズ国王ががんと診断されたことが王室に団結をもたらす可能性について、「もちろんです。私は確信しています。(インビクタス・ゲームで出会った)これらの家族を通して、私は日々、家族の結束の強さを目の当たりにしています」と述べた。

 ちなみに、2020年3月末に王室を離脱したヘンリー王子は、現在、妻のメーガン妃と子どもたちとアメリカに暮らしている。チャールズ国王や、兄のウィリアム皇太子をはじめとするイギリスに暮らす家族にとって大変な時期に物理的に離れているが、家族に会うための時間や労力を惜しむつもりはないそうで、「みんながそうであるように、私にも自分の家族がいます。この先も、(仕事で)イギリスを経由したり、イギリスに戻ったりする予定です。だから、できるだけ立ち寄って家族に会うつもりです」と明かしている。

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