ブラッドリー・クーパーが、映画『アリー/スター誕生』の出演交渉のためにビヨンセの自宅を訪れたときのことを振り返った。なお、ブラッドリーはそのときにある光景を目撃したそう。(フロントロウ編集部)

ブラッドリー・クーパーがビヨンセの自宅でミーティング

 ブラッドリー・クーパーが、映画『アリー/スター誕生』の出演交渉のためにビヨンセの自宅を訪れたときのことを全米映画俳優組合基金(SAG-AFTRA Foundation)とのインタビューで振り返った。

画像: ブラッドリー・クーパーがビヨンセの自宅でミーティング

 この作品でブラッドリーは主演、監督、プロデューサー、脚本を務めた。最終的に主人公のアリー役はレディー・ガガに決まったが、当初、ブラッドリーはビヨンセをアリー役に起用することを考えていたそうで、スタジオの重役からOKをもらったあと、映画についての打ち合わせをビヨンセの自宅で行なうことになったという。そして、そのとき自宅にいたビヨンセの夫ジェイ・Zが、あるリアリティ番組を見ているところを目撃したと明かした。

 「ビヨンセの家に行ったら、ジェイ・Zが『Judge Judy(原題)』(※)を見ていたんです。今でも覚えています。冗談ではありません」
※法廷リアリティショー。

 ブラッドリーはジェイが庶民的な番組を見ていたことに驚いたと言うと、「私はパニックになっていました。彼女に作品を売り込んでいるときに、変な咳が出た記憶があります」、「クレイジー(な出来事)でした。彼女も彼も信じられないほど素晴らしかったです。(実現に向けて)1年ほど一緒に取り組みました。彼女は史上最高の人物の1人です。でも、それは実現しませんでした」と続けた。

 その後、ブラッドリーはアデルにアリーを演じてもらうことを思いついたが、彼女からは一度メールの返事があっただけで、「忙しい」と断られてしまったそう。

 ガガがチャリティコンサートで歌う姿を見て、“アリーを見つけた”と確信したブラッドリーは、「その瞬間、『決まりだ。僕は一体何を考えていたんだ?』と思いました。そして、彼女に会いたいと頼みました」と述べている。

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