オースティン・バトラーがティモシー・シャラメについて語る
3月15日公開の映画『デューン 砂の惑星PART2』にフェイド=ラウサ・ハルコンネン役で出演するオースティン・バトラーが、ポール・アトレイデス役のティモシー・シャラメと撮影で初めて会ったときのことを米Los Angeles Timesのインタビューで振り返った。
オースティンによると、共通の友人や仕事仲間も多いことから、共演する前からティモシーのことはよく知っていたという。ただ、劇中では敵対関係にあることから、「僕たちは基本的に挨拶をして、それからすぐにお互いを殺し合う戦いに取りかかりました」と、初対面はあまり穏やかなものではなかったことを明かした。
続けて、オースティンが「僕たちが初めて会ったのはハンガリーのスタントリハーサル室でした」と言うと、その話を隣で聞いていたドゥニ・ヴィルヌーヴ監督は笑いながら「それが最高の出会い方です」と付け加えた。
なお、ヴィルヌーヴ監督によると、キャストたちは準備のために世界各地にいたため、Zoomで台本の読み合わせをしたそうで、そのときのオースティンとティモシーの様子について、「2人の俳優のあいだには火花が散っているように感じました。つまり、彼らはプロフェッショナルなんです。仲良くすることが彼らの仕事です」と語っている。
ちなみに、オースティンは映画『エルヴィス』で伝説のシンガー、エルヴィス・プレスリーを演じたことで知られるが、ティモシーも新作映画でボブ・ディランを演じる予定であることから、“先輩”としてアドバイスを送ったそうで、「僕たちはとても良い友だちで、いつもクリエイティブなことについてお互いに話し合っています。創作のプロセスについて楽しく話しました。自分にとって役立ったことを彼に伝えました。彼はそれをやってのけると思います」と米Esquireのインタビューで述べている。