ブルース・ウィリスの妻が認知症に対する誤った認識に物申す
昨年、前頭側頭型認知症と診断されたことを公表したブルース・ウィリスの妻エマ・ヘミング・ウィリスが、夫に関する誤った報道について抗議した。
エマはインスタグラムにアップした動画のキャプションに、「私の経験では、2つのことが真実であると同時に存在し得ます。苦悩と深い愛。悲しみと深いつながり。トラウマと回復力。ここに来るためには、自分の道を切り開く必要がありました。でも、ここにたどり着いてからは、人生が本当に意味を持ってまとまり始め、真の目的意識を持つことができました。この物語には、美しさと魂のこもったものがたくさんあります。ここで私が理解したのは、私たちは間違った人々によって教育されているということです。(間違った人々というのは)経験に対して意見を持っている人々、あらゆる種類の神経認知障害について、時間をかけて適切に学ぶことをしない人々です。なぜ私はここまではっきりと言えるのでしょうか?なぜなら、次から次へと誤った情報に基づいた見出しや宣伝文句を目にするからです」と綴り、さらに動画の中でこう述べた。
「クリックベイトに引っかかりました。ただスクロールしながら、自分のすべきことをしていたとき、自分の家族に関する見出しが目に入りました。簡潔に言うと、見出しには、私の夫にはもう喜びはないと書かれていました。ただ言えるのは、それは真実とは程遠いということです。私は社会と、このような愚かな見出しを書いている誰であれ、人々を怖がらせるのをやめてほしいと思っています。ある種の神経認知障害と診断されたら、それで終わりだと人々を怖がらせるのはやめてください」
続けて、エマはブルースが前頭側頭型認知症と診断されてからの家族の経験について、「(人生の)新しい章が始まり、その章は満たされています。それが何なのかお教えしましょう。愛で満たされ、つながりで満たされ、喜びで満たされ、幸福感で満たされています」と言うと、「それが私たちのいる場所です。だから、こういうくだらない見出しはやめてください。このような愚かなクリックベイトが人々を不安にさせるのです。こんなことはやめましょう」という言葉で動画を締めくくっている。