映画『オッペンハイマー』でキリアン・マーフィーとフローレンス・ピューのセックスシーンの撮影中に発生したあるトラブルによって、気まずい思いをしていたことが明らかに。（フロントロウ編集部）
『オッペンハイマー』撮影中のトラブルを出演者が告白
今年のアカデミー賞で作品賞を含む7部門で受賞を果たした映画『オッペンハイマー』で、キリアン・マーフィー扮する主人公のロバート・オッペンハイマーの恋人ジーン・タトロックを演じたフローレンス・ピューが、キリアンとセックスシーンを撮っているときにカメラが壊れたことを、ユニバーサル・ピクチャーズ主催の上映会で行われたQ&Aで明かした。
「セックスシーンの撮影中にカメラが壊れたんです。これは誰も知りませんが事実です。2人とも裸だったときにカメラが壊れました。理想的なタイミングではなかったし、（現場には）カメラはあまりありませんでした。1台のカメラは修理中だったので、（クリストファー・ノーラン監督が）振り返って、もう1台のカメラはどこにあるのかと誰かにたずねました」
続けて、「キリアンと私は部屋に一緒にいて、（セットは）閉ざされた空間だったので、私たちは手で体を覆って隠しました。カメラの技術者が部屋に入ってきて、（修理を）始めました」と語ったフローレンスは、「私は『今は学ぶべきときだ』と思って、『それで、このカメラのどこか問題なの？』と聞きました」と、カメラの修理中に冗談めかして質問したことを振り返った。
ちなみに、フローレンスは『オッペンハイマー』に出演して俳優としてたくさんのものを得たそうで、元々、撮影現場では携帯電話の使用が禁止されていたが、「1日を通して、携帯電話を使いたいと思う瞬間はありませんでした。（セットで携帯電話を使うことは）そもそも許可されていませんでしたが、それ以前に使いたいと思いませんでした。それよりも、色々と質問したいと思いました」と語っている。
