2025年グラミー賞授賞式のノミネートが発表
現地時間2022年2月2日に米カリフォルニア州ロサンゼルスのクリプト・ドットコムアリーナで開催される、音楽界で最も名誉ある賞とされる第64回グラミー賞授賞式のノミネーションが発表された。
2024年は多くのヒット曲がリリースされ、どのアーティストがグラミー賞にノミネートされるか多くの注目が集まっていた。
その中で最多ノミネートを果たしたのはビヨンセ。11部門でノミネートされたビヨンセは、2024年3月にアルバム『Cowboy Carter』をリリース。こちらはビヨンセにとって初めてのカントリーアルバムとなったが、カントリーミュージックの祭典であるCMAアワードにノミネートされず物議を醸した。しかし、グラミー賞ではしっかりとノミネートされ、ビヨンセにとって初の年間最優秀アルバム賞受賞にも期待がかかる。これまでビヨンセはグラミー賞に88回ノミネートされており、夫ジェイ・Zとタイ記録を保持していたが、今回で首位に躍り出ることに。
そしてビヨンセの後を追うようにビリー・アイリッシュとケンドリック・ラマーとチャーリーXCXが7部門でノミネートされ、6部門でノミネートされたテイラー・スウィフトは年間最優秀アルバム賞に7回ノミネートされた初の女性となった。
2025年のグラミー賞では、2024年の大活躍したサブリナ・カーペンターとチャペル・ローンももちろんノミネート。サブリナとチャペルは最優秀新人賞を含めた主要4部門でノミネートされた。
また、昨年亡くなった坂本龍一の長編コンサート映画『Opus』の音源作品が「最優秀ニューエイジ/アンビエント/チャント・アルバム」にノミネートされ、受賞となれば、1987年公開の映画『ラストエンペラー』のサウンドトラックで受賞した1989年第31回グラミー賞以来、35年ぶりの受賞となる。その他にもエミー賞で史上最多18部門を受賞したドラマ『SHOGUN 将軍』のサウンドトラックが「最優秀映像作品スコア・サウンドトラック」にノミネートされ、日本にまつわる作品もノミネートを果たした。
2025年2月2日に行なわれるグラミー賞授賞式は、WOWOWにて二か国語版(同時通訳)で独占生中継&配信されることが決定している。