ブレイク・ライブリーがジャスティン・バルドーニなどを提訴
全世界で約1,000万部の大ヒットを記録した、作家コリーン・フーヴァーによる同名小説を映画化した『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』はアメリカでヒットし、公開初日には『デッドプール&ウルヴァリン』の成績を破り興行収入1位に。
しかし、当初から主演のリリー役のブレイク・ライブリーと監督権兼ライル役のジャスティン・バルドーニが不仲説は話題になっていた。2人は映画のプロモーションやプレミアにも揃って登場したことがなく、不仲説をさらに加速させた。
そして今回、ブレイクがジャスティンや映画の主任プロデューサーであるジェイミー・ヒースなどを訴えたことが明らかに。ブレイクの主張によるとジャスティンはブレイクの許可もなく脚本に変更を加え、小説にはないカメラの前でオーガズムに達するシーンや幼い頃のリリーが処女を失うシーンなどを追加してきたという。
さらに撮影中も即興でブレイクにキスをしたり口説いたりしたようで、ブレイクの夫であるライアン・レイノルズも含め話し合いの場が持たれ、親密なシーンではインティマシー・コーディネーターを使い、即興のキスシーンはなくすということに合意したよう。
ジャスティンとジェイミーの不愉快な行為は撮影外でも起こっていたようで、ブレイクが上半身裸だったり授乳している最中に許可なくトレーラーに入って来たり、2人とも以前はポルノ中毒だったなど過去のセックスにまつわる話などをブレイクの前で話していたという。
そして訴状にはジャスティンとジェイミーは出演者やスタッフを抱きしめたり触ったりしており、ブレイクや他の誰かが避けた場合、彼らは「イライラして冷たくなり、非協力的になることで報復した」と書いてあった。
その他にもジャスティンが死者と話せると言いだし、2021年に亡くなったブレイクの父親とも話したなどと言っていたよう。
ブレイクの中傷キャンペーンを行なった?
また、ジャスティンは『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』のプレミア上映を前に、ブレイクが撮影現場でのネガティブな経験を公にすることを恐れ、自分の評判を守り、ブレイクを悪者に仕立てるためにチームを結成。その結果もあり、ブレイクは悪者に仕立て上げられ、当初メディアなどがブレイクを批判した記事を書いたりした。その証拠としてジャスティンとチームのテキストメッセージやメールが提出された。
この報道によりジャスティンは所属していた大手エージェントから解雇されたよう。
『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』の共演者同士のいざこざには原作者のコリーン・フーヴァーも反応。コリーンは自身のインスタグラムで「ブレイク、あなたは私たちが出会った日からずっと正直で優しくて支えになってくれて忍耐強い人でした。ありのままのあなたでいてくれてありがとう。決して変わらないで。決して弱気にならないで」とブレイクの味方となるコメントを発表した。