毎年100万人が集まるNYのカウントダウン
ニューヨークのタイムズスクエアで毎年行なわれる新年のカウントダウンイベント。新年を合わせてキラキラと輝く巨大なボールが落ちてくるというボール・ドロップが有名で、例年多くの人が参加している。
良いポジションをゲットするために朝5時から並ぶというツワモノもいるほど、毎年多くの注目を浴びるこのイベントに参加するため、タイムズスクエアには約100万人が集まったという。
100万人も集まるうえ、1月1日になった瞬間には大量の紙吹雪が舞い落ちるため、タイムズスクエアの辺りは毎年ゴミだらけ。しかし、翌日には何もなかったかのように通常運転しているのだが、一体どれほどのゴミを何名で片付けるのか気になっている人も多いはず。
Gothamistによるとタイムズスクエアの周辺に落ちているゴミは、なんと約50トン。しかし、この膨大なゴミを片付けるために投入されるのは、わずか200名の清掃スタッフたち。彼らは、年越しイベント終了直後から作業を開始し、タイムズスクエア周辺を一夜にして清掃。紙吹雪、カンやボトル、食べ物の包装など、あらゆる種類のゴミが一斉に片付けられ、彼らの働きによって、タイムズスクエアは翌日には何事もなかったかのように戻り、通常の街の風景を取り戻す。
衛生局長のジェシカ・ティッシュは「目標は、翌朝の夜明けまでにタイムズスクエアが新品同様になることです」と話しており、数ヵ月前から清掃の計画と準備に入っていることを明かした。