映画『サブスタンス』が、カンヌ国際映画祭を皮切りに世界中の映画祭で圧倒的な支持を集めている。カンヌでは脚本賞を受賞しただけでなく、9分間ものスタンディングオベーションが巻き起こるなど、大きな話題となった。トロント国際映画祭では観客賞を獲得し、ヨーロッパ映画賞では撮影賞と視覚効果賞の二冠を達成。世界の映画ファンを魅了する衝撃作だ。
主演を務めるデミ・ムーアは、これまでのキャリアで初めてゴールデングローブ賞主演女優賞に輝いた。受賞スピーチで歓喜の声を上げたデミは、本作で「美と若さ」への執着を狂気的に演じ切り、俳優としての新たな代表作を作り上げた。「完全に自分をさらけ出した」と語るデミの怪演は、多くの観客に深い印象を残した。
監督のコラリー・ファルジャが描き出すのは、女性を縛る既成概念を打ち破る物語。本作について「血まみれの笑いになるだろう」と語る監督のビジョンが、観る者を未体験の世界へと誘う。『サブスタンス』は、ゴールデングローブ賞の勢いを背に、アカデミー賞戦線へと駆け上がる。観客を圧倒するその瞬間を、ぜひ劇場で体感してほしい。
脚本も務めたコラリー・ファルジャ監督がメガホンを取り、世界各国の映画祭を圧巻する本作は、2025 年 5 月 16 日（金）公開。
