ブレイク・ライブリー、キャリアと家族愛を両立する“現代の象徴”。
アメリカの女優ブレイク・ライブリーが、2025年版『TIME100』に選出された。世界で最も影響力のある100人に名を連ねた彼女は、今まさに人生の絶頂期を迎えている。
ブレイクは映画『Another Simple Favor』の続編に主演し、アナ・ケンドリックとの再共演が大きな話題を呼んでいる。続編では、前作のミステリアスな雰囲気を引き継ぎつつも、より大胆なストーリーテリングが展開され、二人の化学反応はスクリーンに新たな緊張感を生み出している。ニューヨークで行われた華やかなプレミアには、夫で俳優のライアン・レイノルズも同行。レッドカーペットに並んだふたりの仲睦まじい姿は、多くのメディアで「理想の夫婦」として称賛された。
一方で、ブレイクは主演・製作にも携わった『ふたりで終わらせる(IT ENDS WITH US)』での経験から、ハリウッドの厳しい現実にも直面している。共演者ジャスティン・バルドーニとの間で起きたセクハラと名誉毀損を巡る訴訟問題は、彼女にとって大きな試練となった。しかし、ブレイクは一貫して毅然とした態度を貫き、女性の権利と尊厳を守る強いメッセージを発信。その揺るがない姿勢が、『TIME』誌に評価され、世界的な尊敬を集める理由となった。
また、私生活でもブレイクは充実した日々を送っている。ライアンが共同オーナーを務めるサッカークラブ「レクサムAFC」がリーグ昇格を果たし、家族一丸となって喜びを分かち合う場面も多く見られた。試合観戦に訪れたブレイクは、ピッチサイドで子どもたちと一緒に歓声を上げ、レクサムファンたちの間でも親しまれる存在になっている。
子育てとキャリアを見事に両立し、ハリウッドの表舞台だけでなく、社会的にも影響力を持ち続けるブレイク・ライブリー。彼女の生き方は、単なる女優という枠を超え、現代における“強く美しい女性像”の象徴として、多くの人々にインスピレーションを与えている。これからも、彼女の一歩一歩に世界中の視線が注がれるだろう。