ポップの常識を軽やかに裏切るアーティスト、PinkPantheressが2作目となるミックステープ『Fancy That』をドロップした。今作ではUKガラージやKPOPといった音楽的要素を自由にブレンドし、カラフルで身体的な“動き”をテーマに据えた楽曲が並ぶ。

リード曲「Illegal」は、Underworldの「Dark and Long」を大胆に再構築。00年代クラブカルチャーを想起させる粗いビートとともに、欲望とその自覚を描いたリリックが聴く者の無意識に入り込んでくる。

全9曲からなる『Fancy That』は、Panic! at the DiscoやWilliam Orbitといった懐かしの音楽をサンプリングしつつ、PinkPantheress特有の繊細で内省的なボーカルで新たな“懐かしさ”を生み出している。遊び心あふれるキッチュな音像と、あえて整理されないままの感情。その不完全さが逆にZ世代にとっての“完璧”なのだ。

2021年の登場以降、Marc JacobsやAppleとのタイアップ、雑誌の表紙を飾るなど、音楽だけでなくカルチャーの最前線でも存在感を放ってきた彼女。『Fancy That』は、その勢いをさらに加速させる一手となるだろう。

画像: UKガラージ×KPOP×内省的ポップ──PinkPantheress、ダンスと物語が交錯する新作『Fancy That』をリリース

【リリース情報】
■EP情報
アーティスト:PinkPantheress / ピンクパンサレス
EP:Fancy That / ファンシー・ザット
リリース:2025年5月9日(金)配信スタート
視聴リンク: https://wmj.lnk.to/PPFancyPu

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