レコードプレイヤーに針を落とせば、50年前の革新が今ここに蘇る。ジャズ・アナログ・シリーズ第11弾として、6月4日に2つの伝説的アルバムが発売される。マイルス・デイビス「ビッチェズ・ブリュー」と、菊池雅章「ススト」。どちらも音楽の常識を変えた問題作であり、再び脚光を浴びるにふさわしい作品だ。
アナログ・シリーズは、ただの懐古趣味ではない。高音質かつ忠実なアートワーク再現により、当時の空気感までパッケージ。音楽を“所有する喜び”を再確認させてくれる。
「ビッチェズ・ブリュー」は、マイルス・デイビスが電化サウンドへ本格的に舵を切った決定的作品。ジャズとロックの境界を曖昧にしながら、混沌と情熱に満ちた音世界を築いた。2026年のマイルス生誕100年を前に、再発見の波が押し寄せるのも納得だ。
そして、日本のジャズ前衛を語るうえで避けて通れないのが「ススト」だ。総勢17名という異例のスケールで展開されるアンサンブルは、挑戦的かつ緻密。時代の先を行き過ぎたゆえに一部でしか語られてこなかったが、ここに来てようやく“今の耳”で正当に評価されるタイミングが来た。
しかも今回、「ススト」は全世界で初めて配信もスタート。アナログとデジタル、過去と未来が交差するその瞬間に、時代は再び動き出す。

【商品情報】
マイルス・デイビス『ビッチェズ・ブリュー』
Miles Davis “ Bitches Brew”
6月4日(水)発売
(2LP)(STEREO)
SIJP- 1157~8 ¥6,820(税込)[完全生産限定盤]
●180グラム重量盤
●国内カッティング / 国内フ゜レス
●解説&オリジナル英文ライナー対訳付
<収録曲>
DISC1
A1. ファラオズ・ダンス
B1. ビッチェズ・ブリュー
DISC2
C1. スパニッシュ・キー
C2. ジョン・マクラフリン
D1. マイルス・ランズ・ザ・ヴードゥー・ダウン
D2. サンクチュアリ
<パーソネル>
マイルス・デイビス(tp)ウェイン・ショーター (SS) ベニー・モウピン(bcl) ジョン・マクラフリン(elg)
ジョー・ザヴィヌル(elp) チック・コリア(elp) ラリー・ヤング(elp) デイヴ・ホランド (acb)
ハーヴェイ・ブルックス(elb) レニー・ホワイト(ds) ジャック・ディジョネット(ds)ドン・アライアス(ds,cong)
ジム・ライリー (perc)
録音:1969年8月19日-8月21日 ニューヨーク
マイルス・デイビス / ビッチェズ・ブリュー
https://www.sonymusicshop.jp/m/item/itemShw.php?site=S&cd=SIJP000001157&cid=oto-SIJP000001157

【商品情報】
菊池雅章 / ススト
Masabumi Kikuchi / Susto
6月4日(水)発売
(LP)(STEREO)
SIJP- 1159 ¥4,950(税込)[完全生産限定盤]
●180グラム重量盤
●国内カッティング / 国内フ゜レス
●オリジナル内袋、帯付
●解説&オリジナル解説(野口久光)付
<収録曲>
A1. サークル/ライン
A2. シティ・スノー
B1. ガンボ
B2. ニュー・ネイティヴ
菊池雅章 / ススト
https://www.sonymusicshop.jp/m/item/itemShw.php?site=S&cd=SIJP000001159&cid=oto-SIJP000001159
ジャズ・アナログ・レジェンダリー・コレクション
https://www.110107.com/s/oto/page/JALC