滅びの右腕が、今、地獄を叩き潰す。アメコミ界の異端児『ヘルボーイ』が、最もダークな姿となってスクリーンに舞い戻ってくる。新作『ヘルボーイ/ザ・クルキッドマン』が7月4日より全国公開。今回は原作者マイク・ミニョーラが自ら脚本に参加、ファン待望の“あの”異色エピソード「捻じくれた男」を実写化するというだけで、期待値は爆上がりだ。
舞台となるのは、アパラチアの山奥にひっそりと存在する寒村。そこは、悪魔との契約という“業”を背負った土地。村人たちは恐怖に怯えながら暮らし、死者がさまよい、魔女が暗躍する。そんな中、悪魔と契約を交わした過去を持つトム・フェレルが村に戻ってきたことで、長らく封印されていた闇が目を覚ます。
ヘルボーイとエージェント・ジョーは、連続する怪異の真相を追うが、事件の背後には“歪んだ男(クルキッドマン)”と呼ばれる悪魔の影が。予告編では、首が折れる不気味な音、呪われた儀式、蛇に襲われる女性など、背筋が凍る映像が連発。ネットでは「これはもうホラーだろ」「まじでヤバい」と恐怖の声があがっている。
主演ジャック・ケシーが演じるヘルボーイは、まさに“怒り”の塊。正義感ではなく、怒りと覚悟で悪魔に挑む。容赦のないバトルと呪いのミステリーが交錯する本作は、シリーズ史上最もダークで、最も異端なヘルボーイを体感できる一本だ。
7月4日(金)公開『ヘルボーイ/ザ・クルキッドマン』|特報
www.youtube.com