エルメスのバーキンで運ばれてくるカクテルが話題沸騰。セレブ御用達レストランの映え演出がSNSを席巻。(フロントロウ編集部)

バーキンで運ばれるカクテル

 マイアミ・ビーチの高級レストラン「Papi Steak」が、SNSを中心に注目を集めている。その理由は、エルメスを代表するバーキンバッグを使って提供される、なんとも豪華なカクテル。「It’s Not a Bag, It’s a Cocktail(これはバッグじゃない、カクテルだ)」と名づけられたこのメニューでは、カクテルがグラスに注がれた状態で、バーキンバッグの中に入れられている。さらにトレー代わりとして使われるのは、あの鮮やかなエルメスのオレンジ色の箱。

 ラグジュアリーブランドを徹底的に演出に取り入れたこのスタイルは、前代未聞。目の前に現れた瞬間、誰もが写真を撮らずにはいられないインパクトだ。

 米Peopleによると、使われているのは、約470万円(約33,000ドル)相当のバーキンバッグ。中には、ウォッカ、グレープフルーツジュース、リレ・ブランなどを使用したカクテルが収められ、キャビアも添えられるという徹底したラグジュアリー演出。価格は約2万2,000円(150ドル)と比較的手が届く設定だが、もちろんバッグは演出用。持ち帰ることはできない。

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 このインパクト満点のカクテルを紹介したTikTok動画が話題となり、「バッグごと飲むの?」「本物のバーキン?」「持って帰れたら神」といったコメントが飛び交った。一部では「もっとも安価にバーキンバッグに触れられる方法」と揶揄されるなど、SNS上では好奇と羨望の入り混じったリアクションが広がっている。

過去にも話題を呼んだ、演出系グルメ

 Papi Steakは、ジャスティン・ビーバーやキム・カーダシアンらセレブが足を運ぶことで知られる、マイアミ屈指の映えスポット。過去には、映画『パルプ・フィクション』にインスパイアされた「Beefcase(ビーフケース)」という名物メニューでも話題に。これは、スーツケース型のケースを開けると中からステーキが登場するという、まるで映画のワンシーンのような演出つきディッシュだ。

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 今回のカクテルも、その延長線上にあるエンタメ重視の一品。グラスではなくバッグに注がれたその一杯が、思い出の一部としてしっかり記憶に刻まれるはずだ。

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