アナ・ウィンター、米Vogue編集長を退任

アナ・ウィンターがアメリカ版Vogueの編集長を退任

　イギリス、イタリア、ウクライナ、日本、フランスなど各国に存在する歴史あるファッション誌Vogue。なかでもアメリカのVogueは別格で多くの人たちの憧れでもある。

　そのアメリカ版Vogueの編集長を務めていたのがアナ・ウィンター。ファッションショーの最前列に座り、会場への到着が遅れるとショーも遅れるというファッション界で最も権力を持つ人物の1人。

　そんなアナが米Vogueの編集長を退任するとWWDが報じた。WWDによると現地時間6月25日の朝のミーティングでアナが編集長を辞めることを発表したという。

　アナはVogueの編集長を退任するものの、今後もコンデナストのグローバルコンテンツの最高責任者兼グローバルエディトリアルディレクターとして引き続きVogueだけでなくVanity Fairや GQ、ADなどを含む世界中のすべてのブランドを管理するという。

　1988年に前編集長グレース・ミラベラの後任として約37年間Vogueを率いてきたアナ。アナの後任を務める新しい編集長は誰なのかに注目が集まる。