婚約していた2人が破局
約9年にわたる交際と6年の婚約期間を経て、ケイティ・ペリーとオーランド・ブルームが破局した。2025年6月末に正式に関係を解消したと報じられたが、2人の間に深刻な対立はなく、円満な別れとされている。
破局の兆候は以前からあった。バレンタインを一緒に過ごさなかったことや、ケイティが婚約指輪を外していたことなど、関係の変化を示すサインが報じられてきた。また、関係者によれば、ケイティ本人が今年初めにはすでに「関係は終わりかけている」と友人に打ち明けていたという。
ケイティ・ペリーをファンが心配
ケイティは現在、アルバム『143』を引っ提げたワールドツアー「The Lifetimes Tour」の真っ最中。6月に行われたオーストラリア公演では、ステージ上で感情を抑えきれず、観客に「いつも私のそばにいてくれてありがとう」と涙ながらに語る場面も。
@KatyPerryTours post on X
x.comまた、Instagramでも「新たな一章の始まり」に関連する動画をシェアしたり、オーストラリア・ロットネスト島を訪れ、“世界でいちばん幸せな動物”と呼ばれるクオッカとのツーショット投稿。前を向こうとする彼女の姿勢がうかがえた。
ただ、そんな彼女を心配するファンもいる。というのも、米Rolling Stoneによると、ケイティは2012年に当時の夫ラッセル・ブランドとの離婚を経験した際もツアー中だった。その時もステージ上で涙を見せる場面があり、「またあの時のように心が傷ついてしまうのでは」と懸念する声も聞かれている。
オーランド・ブルームの再出発
一方、オーランドも静かに自分の道を歩み始めている。破局後は、イタリア・ヴェネツィアで行われたAmazon創業者ジェフ・ベゾスと元ジャーナリストで実業家ローレン・サンチェスの豪華な挙式に単身で出席。式後には、同じく最近シングルになった女優シドニー・スウィーニーや元NFL選手トム・ブレイディとともに街を散策する様子などが目撃され話題となった。
さらにオーランドは、自身のInstagramストーリーには「毎日が新しい始まり。今日の行ないが最も大切」、「勇気を出して、恐れている小さなことを乗り越えることで、次の一歩を進むことができる」といった言葉を投稿。これらはブッダや池田大作の言葉からの引用とされ、自身の内面と向き合いながら再出発を図っている様子がうかがえる。
今後の育児
また、ケイティとオーランドの間には、2020年に誕生した娘デイジー・ドーヴ・ブルームがいる。そして、今後も子どもの幸せを第一に考えた共同育児を継続していく方針だと伝えられている。愛の形は変わっても、親としての責任とつながりは今後も変わらない。