猫のようにしなやかで美しいシルエット

次世代フラッグシップモデルとしてフルモデルチェンジを遂げた新型3008は、エレガントさとシャープさを融合させ、ひと目で心を奪う存在感を放つ。
3008を実際に見てまず感じるのは、そのしなやかな美しさ。プジョーといえばライオンが象徴だけれど、3008は日本に先駆けて発表された欧米では、そのライオンと同じ猫科らしく「猫のようなしなやかで俊敏なスタンス」と紹介されていたので気になっていた。
実際に新型の3008を見てみると、その意味がすぐに伝わってくる。大きなSUVなのに、猫が静かに歩くときのような滑らかさがあって、つい振り返りたくなるエレガンスさも漂わせている。ただ力強いだけではなく、日常に溶け込んでも女性をきれいに見せてくれる、そんな絶妙なバランス感を持った一台だ。
プジョーらしい美しく個性的なカラーリング
女性なら、まず最初に気になるのがボディカラーだろう。お披露目された3台の<インガロブルー>と<オブセッションブルー><オケナイトホワイト>は、エレガンスの中に芯の強さを感じさせるカラー。この絶妙なカラーリングは、ファッション大国フランスならではの美意識が息づいている。

プジョーの新色<インガロブルー>は、ミステリアスな夜空のように深く、光の加減でシルキーな輝きを放つ絶妙なカラー。控えめなのにしっかりと個性があり、街灯やショーウィンドウの光に当たるたびに、その存在感がより際立つだろう。

インガロに比べて明るく、透明感のある<オブセッションブルー>は、晴れた日のドライブに映える爽やかさとスタイリッシュさを両立。海辺のカフェや青空に溶け込むようなブルーは、親しみやすさがありながら、周囲にすっと溶け込む大人の余裕も感じられるカラー。
<オケナイトホワイト>は、その名の通り、鉱物のオケナイトのように曇りのないクリアな白さと、どこか神秘的な輝き。シーンを選ばず映えるこの色は、女性が選んでも華やかさを感じさせてくれる色だろう。

この3つのカラーが3008の流れるようなボディラインと相まり、その姿はまるでアート作品。見る角度や時間で表情を変える、所有する喜びをくすぐるカラーリングと言える。
未来的なのに温かい。新型プジョー3008の優しい進化
最新モデルは1.2Lターボ+48Vマイルドハイブリッドを搭載し、街乗りでも高速でも静かでスムーズだろう。

海外でもすでに話題になっているのが、三本の爪痕をモチーフにしたクローライト。フロントはヘッドライトとグリルが一体化した新デザインで、鋭い目力と先進感を同時に放っている。ライオンのエンブレムを思わせる力強さの中に、どこか繊細さも感じられ、強さと美しさを兼ね備えた表情が印象的だ。
ライオンの誇りと、猫のしなやかさをデザインに
さらに、インテリアで目を引くのは大きなダッシュボード。ドライバーを優しく包むように緩やかなカーブを描く21インチの曲面HDディスプレイが配置され、未来的なのにどこか温かみを感じるデザイン。操作系には新開発のタッチホイールが採用され、指先で直感的に操作できるのもポイント。

また、ドイツのAGR(背中健康アクション)認証を取得しているシートは、長時間運転しても疲れにくく、腰への負担が軽減される設計。仕事帰り、買い物、子どもの送り迎え。どんなシーンでも「運転疲れ」を感じさせないこの優しさは、女性にとって最高のご褒美に。

新型プジョー3008は、強さを象徴するライオンのエンブレムにふさわしい存在感を持ちながら、猫のようなしなやかさも感じさせる一台。美しく艶のあるボディカラー、未来的で直感的に操作できるインテリア、長時間でも疲れにくいシート、そして街乗りも高速も静かでスムーズな走り。そのすべてが調和して、日常をただの移動時間ではなく、特別な時間へと変えてくれる、そんな特別なクルマだろう。
