ローナ・ショアが牙を剥いた。最新アルバム『アイ・フィール・ジ・エヴァーブラック・フェスタリング・ウィズイン・ミー』から、オープニングを飾る「プリズン・オブ・フレッシュ」が本日公開。午後11時にはミュージック・ビデオも解禁される。
ヴォーカルのウィル・ラモスは「俺たちに期待されていたものそのもの」と語る本作。張り詰めた緊張感と高ストレスな構成が、バンドの持つ最も重い側面をこれでもかと叩きつける。特に終盤のブレイクダウンは、ウィル自身が「これまでで最高」と断言するほどの破壊力だ。
しかし、この曲が持つ本当の重みは歌詞に宿る。認知症と向き合う家族の記憶、そして現実が崩れ落ちる恐怖を、ウィルは“彼ら”という存在に託して描く。近づくほど現実から遠ざかり、残されるのは恐怖と妄想だけ――その地獄を音が体現している。
9月12日のアルバム発売を経て、9月17日から北米ツアーが開幕。新曲が提示した極限の世界観を、ステージでどう爆発させるのか注目だ。
シングル「プリズン・オブ・フレッシュ」のミュージック・ビデオはこちら
Lorna Shore - Prison Of Flesh (Official Video)
www.youtube.com
【アルバム情報】
https://sonymusicjapan.lnk.to/LornaShore_iftefwmAW
『アイ・フィール・ザ・エヴァーブラック・フェスタリング・ウィズイン・ミー』
9月12日発売
SICP-6708
\2,860（税込）
解説・歌詞・対訳付
【収録曲】
1. プリズン・オブ・フレッシュ
2. オブリヴィオン
3. イン・ダークネス
4. アンブレイカブル
5. グレンウッド
6. ライオンハート
7. デス・キャン・テイク・ミー
8. ウォー・マシーン
9. ア・ネイムレス・ヒム
10. フォーエヴァーモア
11.オブリヴィオン（インストゥルメンタル・ヴァージョン）＊
＊日本盤のみ、ボーナス・トラック
