サブリナ、唯一のコラボレーターとして刻む存在感
テイラー・スウィフトが12枚目となるスタジオ・アルバム『The Life of a Showgirl』を2025年10月3日にリリースすると発表し、そのタイトル曲にはサブリナ・カーペンターがフィーチャリング参加することが明らかになった。
サブリナはこの知らせを受け、インスタグラムのストーリーに「『The Life of a Showgirl』、10月3日発売。今大興奮している人を知ってる。それは私!」と投稿。サブリナはThe Eras Tourのラテンアメリカ、オーストラリア、そしてシンガポール公演でオープニングアクトを務めており、今回のコラボはそうした共演を経て実現したものとなった。
ワールドツアー中に制作された新アルバム
アルバムは、テイラーが2024年に行った The Eras Tour のヨーロッパ公演の最中に制作された。連日3時間を超えるステージの合間やオフの日にスウェーデンへ飛び、長年のコラボレーターであるマックス・マーティンやシェルバックと作業を進めたという。2人はこれまで『Red』で「We Are Never Ever Getting Back Together」や「I Knew You Were Trouble」を手がけ、『1989』では「Shake It Off」や「Blank Space」、そして『Reputation』では「…Ready For It?」や「Delicate」などをプロデュースし、テイラーのポップ路線を形づくってきた。今回の新作は2017年以来となる本格的な再タッグとなる。
収録曲は「Elizabeth Taylor」「The Fate of Ophelia」「Honey」「Cancelled!」「Opalite」など全12曲。サブリナはタイトル曲で唯一のゲストとして参加している。アルバムのアートワークには、シルバーのビジュー装飾やバスタブに浸かるテイラーの姿が用いられ、ステージの華やかさと舞台裏の静けさを象徴するビジュアルとなっている。
アルバムの情報は彼氏であるトラヴィス・ケルシーと彼の兄ジェイションがホストを務めるポッドキャスト『New Heights』で初公開され、収録曲や制作背景が語られた。10月3日のリリースに向け、公式チャネルでは順次ビジュアルや楽曲の断片が発表されている。