若手記者の率直な問いに、ガルが示した誠実な答え
映画『ワンダーウーマン』で世界的に知られ、今年3月にはイスラエル出身俳優として初めてハリウッド・ウォーク・オブ・フェームのモーション・ピクチャー部門でスターを獲得した女優ガル・ガドット。彼女は先日、地元イスラエルのテレビ番組『The A Talks』で「あなたは演技が上手だと思うか」と直球の質問を受けた。
米The Hollywood Reporterによれば、この番組で質問するのは自閉スペクトラム症の若手記者たち。出演者に率直な問いを投げかけ、その答えを引き出すスタイルが特徴だ。今回、演技力を問われたガルは「堅実だし、悪くないと思います」と返答した。さらに「私よりももっと才能がある人はいます。でも、私をキャスティングすれば間違いない」と続け、控えめながら自信を示した。
ガルは自身の最大の強みについても言及し、「努力を恐れず、何も妨げとせずに前進し続けること」と説明した。演技力を巡る評価に対して謙虚に振る舞いながら、努力と継続こそがキャリアを支える要素だと強調した形である。
スター俳優が自らの演技力についてどう考えているかを率直に語る場面は珍しく、ガルの発言は各国メディアで取り上げられた。謙虚さと同時に努力を軸にした自己認識が明らかになったことで、女優としての姿勢が改めて注目を集めている。