リアム・ペインの誕生日にメッセージ
アルゼンチンの現地時間2024年10月16日、世界的ボーイズグループ『ワン・ダイレクション』のメンバーとして知られる歌手、リアム・ペインが31歳で亡くなった。ソロアーティストとしても活動していた彼の事故死からまもなく1年が経とうとしている。
8月29日、もし生きていれば32歳を迎えていたこの日、リアムに近しかった2人の人物が彼の誕生日を偲び、それぞれInstagramでメッセージを発信した。投稿したのは、約2年間にわたって交際していた恋人のケイト・キャシディと、従兄弟でシンガーソングライターとして活動するロス・ハリスである。
ケイト・キャシディが贈った誕生日プレゼント
ケイトは、リアムのために誕生日ケーキを焼く様子を投稿。さらに、リアムが笑顔を見せる写真とともに手紙を投稿した。彼女は、リアムと過ごした日々を振り返りながら、その喪失感や、誕生日に寄せる想いを綴っている。
「最愛のリアムへ。あなたに直接バースデーカードを渡すことも、笑い声を聞くこともできない現実が本当に辛いです。愛の言葉を、もっと何度も言っておけばよかった」
「今日、あなたは32歳になるはずでした。31年間、あなたが多くの人に与えてくれた喜びと希望は計り知れず、私もたくさんの幸せをもらいました。あなたは天国にいても、輝き続けていることを知っているのかな」
「一緒に思い出をつくること、未来を楽しみにすることができないことが寂しいです。でも、今日はあなたの誕生日。私があなたに贈るプレゼントは『私の強さ』です。今日はいつもよりももっと強く、あなたの人生を讃え、私たちの思い出を大切にします。8月29日は、私の人生において永遠に特別な日です。愛してるよ。ケイトリンより」
従兄弟が贈った楽曲
リアムの従兄弟であるロス・ハリスも、自身のInstagramで新曲「BONES」をリリースしたことを報告した。この楽曲はリアムの死をきっかけに制作されたもので、ロスは「これまでで最も個人的な作品」だと語っている。
曲を発表するまでに何度も迷いがあったと明かしつつ、この曲を作ることが自分自身にとって悲しみと向き合う手段だったと説明している。そして、「自分のためだけでなく、リアムのため、同じように愛する人を失った誰かのためにも、この曲を届けたいと思った」と語った。
アートワークに込められた絆
「BONES」のカバーアートには、リアム自身がかつて描いたバラのイラストが使われている。ロスは「バラの描き方を教えてくれてありがとう。君が描いたバラの写真を使わせてもらったよ」とメッセージを綴った。
投稿の締めくくりには、リアムに向けたメッセージが添えられていた。
「この曲は君への贈り物だよ、リアム。君はもうここにはいないけれど、もしかしたらどこかで聴いてくれているかもしれないと思って」
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