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アメリカのVogueの編集長であるアナ・ウィンターの後任がついに決定した。(フロントロウ編集部)

アナ・ウィンターの後任はクロエ・マーレ

 2025年6月に突然舞い込んできたアメリカ版Vogueの編集長であるアナ・ウィンターが編集長の座から退くというニュース。アナといえば、これまで35年以上Vogueを牽引し、ファッションショーの会場への到着が遅れるとショーも遅れるというファッション界で最も権力を持つ人物の1人。

画像: アナ・ウィンターの後任はクロエ・マーレ

 ファッション界で圧倒って気な権力を持つアナが編集長を辞めるというニュースは世界中で話題になり、アナの後任は誰になるのかが注目されていた。

 そんなアナの後任がついに決定した。アナの後にアメリカ版Vogueの編集長を務めるのは、クロエ・マーレ。クロエは2011年にVogueのソーシャルエディターとしてキャリアをスタート。5年間の勤務を経て、ジャーナリストとしてVogue誌の寄稿編集者に転身し、2023年にはVogueの編集者に昇進。最近ではAmazonの創設者であるジェフ・ベゾスと結婚したローレン・サンチェスのインタビューを担当した。

 アナは「正しい選択をするチャンスは一度だけ」 と話すと、クロエを編集長に選んだことについて「クロエは、アメリカ版Vogueの長く独特な歴史と、新しい時代の最前線における未来との間でバランスを見出すことができることを何度も証明してきました。彼女が私たちと読者を、かつてない場所へと導いてくれる間、彼女と仕事を続けられることをとても楽しみにしています」と声明を出した。

 じつはクロエの母親であるキャンディス・バーゲンは、大ヒットドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』でVogueの編集長であるイニッド・フリック役を演じていた。Vogueの歴史を熟知しつつ、新たな時代の感性を取り入れる彼女の手腕に、今ファッション界の注目が集まっている。

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