エド・シーランの最新アルバム『PLAY』が世界同時リリースされる直前、都内でファン向け先行リスニングイベントが開催され、新作の全貌がいち早く公開された。(フロントロウ編集部)

エド・シーランの新アルバム『PLAY』リスニングパーティー

画像1: エド・シーランの新アルバム『PLAY』リスニングパーティー

  9月12日にリリースされたエド・シーランの最新アルバム『PLAY』。発売を記念して、前日の11日には都内でファン限定のリスニングパーティーが開催された。会場となったのは、都営大江戸線とのコラボ企画「Oh!Ed!(オー!エド!)」のオフィシャルグッズを扱う、都営交通沿線セレクトショップ「とえいろ」。店舗全体がエド・シーラン仕様に彩られ、外装はフォトスポットとしても楽しめる“ファン必訪”の空間に生まれ変わっていた。

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 エドのライブTシャツや『PLAY』をイメージしたピンク色のアイテムに身を包んだ参加者が集まり、高揚感と期待にあふれる熱気が会場を包んだ。

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新たなフェーズへと踏み出したエドが贈る新アルバム

画像: Photo: Petros Studio

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 最新作『PLAY』は、『+』『×』『÷』『=』『-』と続いたアルバム「Mathematics / マスマティックス」シリーズに一区切りをつけ、新たな音楽的フェーズに踏み出した意欲作だ。

 本作の制作時期について、エドは「人生で最も暗かった時期を抜け出した直後に制作したアルバム」だったと明かした。そして「“喜び”と“鮮やかな色”を作り出すこと、ツアーで訪れた国々の文化を探求すること」が目指していたことだった、と語っている。エドのルーツであるアイルランドのフォークや、ペルシャやインド音楽など世界各地の音楽文化を大胆に融合し、独自で新鮮な音楽性を確立している。

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 イベントでは、発売前のアルバムから既発曲以外の9曲が披露された。中でも注目曲は次の通り。

 1曲目「Opening」は、暗闇を抜けて光を見つける希望を描いたアルバム全体を象徴する曲。高速ラップで畳みかける「You Need Me, I Don't Need You」を彷彿とさせる力強い展開が印象的。5曲目「Symmetry」は、インド音楽の影響を感じる軽快なビートと、洗練されたクールなサウンドが絶妙に融合した一曲。6曲目「Camera」は、「この瞬間を捉えるのにカメラなんて必要ない」という歌詞が胸に残るエドらしいロマンチックなラブソング。キラキラと多幸感あふれるメロディが心を包む。9曲目「Slowly」は、「Kill me slowly」という歌詞が印象的で、恋い焦がれる気持ちを歌った切ないバラード。会場では、この曲に涙を流す人や「『プレイ』の中で一番良い曲かもしれない!」と熱く語るファンの姿も見られた。妻・チェリーのお気に入りとしてアルバムに加えられた13曲目「Heaven」は、愛と包容力にあふれ天国のような浮遊感のあるメロディが心に響くナンバー。

画像2: 新たなフェーズへと踏み出したエドが贈る新アルバム

 アルバム『PLAY』は、多彩な音楽要素を取り入れつつも、エドならではのオリジナリティと現代的なサウンドを存分に発揮している。全体の統一感も抜群で、これまでの「Mathematics」シリーズを更に超える進化を感じさせる一作。ここから始まるエドの新章は、世界的スターとしてのキャリアを踏まえつつ、音楽の可能性をさらに広げる次世代の象徴的な作品になる予感に満ちていた。

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エド・シーラン 新アルバム『PLAY』
発売日:2025年9月12日(金)

トラックリスト:
1.Opening
2.Sapphire
3.Azizam
4.Old Phone
5.Symmetry
6.Camera
7.In Other Words
8.A Little More
9.Slowly
10.Don’t Look Down
11.The Vow
12.For Always
13.Heaven

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