なぜ、ジュリーは語らないのか──アカデミー賞候補&カンヌ受賞の衝撃作『ジュリーは沈黙したままで』、日本公開決定
5歳の少女が沈黙を貫く、その理由とは──アカデミー賞候補として注目を集める『ジュリーは沈黙したままで』が、10月3日より日本公開されることが決定した。カンヌ国際映画祭批評家週間でSACD賞を受賞し、ベルギー代表としてアカデミー国際長編映画賞にもエントリーされた本作は、新鋭レオナルド・ヴァン・デイル監督の長編デビュー作。静かな衝撃が観る者を包み込む。
物語の主人公は、将来を嘱望されるジュニアテニス選手・ジュリー。信頼していたコーチの突然の指導停止、そして仲間の自殺という事件により、ジュリーの世界は揺らぎ始める。なぜ彼女は沈黙を選ぶのか──。それは、言葉では表現しきれない“何か”に触れた者だ...