ヒフミ @ FRONTROW

ロキシー・ミュージックが“紙ジャケ”で世界同時復活！イーノ在籍期含む名盤5作が再降臨

1970年代の音楽シーンに突如現れ、ロックとアートの境界線を溶かした異端児ロキシー・ミュージック。そのカタログ作品が紙ジャケット仕様で世界同時リリースされることが決定した。日本では再発売という形となるが、フィジカルメディアとしての価値が見直される今、この再登場はまさに“再降臨”と呼ぶにふさわしい。 今回のラインナップには、グラム・ロックの幕開けを告げたデビュー作『ロキシー・ミュージック』から、物議を醸したセクシーなジャケットで知られる『カントリー・ライフ』、そして名曲「恋はドラッグ」を収録した『サイレン』まで、全5作が並ぶ。 初期3作は特に注目だ。ブライアン・フェリーの耽美な感性と、ブラ...
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音楽

「心が張り裂けそう」──コナン・グレイ、新曲「This Song」で描く静かな情熱と恋の原点回帰

コナン・グレイが、新曲「This Song」を引っさげて帰ってきた。8月15日にリリースされるニュー・アルバム『Wishbone』に先駆けて発表されたこの楽曲は、恋愛の痛みと希望を繊細にすくい上げた、まさに“心が張り裂けそう”な一曲だ。 プロデュースを手がけたのは、フィービー・ブリジャーズとの共作で知られるイーサン・グルスカ。コナン自身が作詞作曲を担い、彼のソングライターとしての本領が存分に発揮されている。これまで以上に洗練され、かつ内省的なこの楽曲は、彼の新たな時代の幕開けを感じさせる。 公開されたMVもまた秀逸だ。監督はミギーことダニカ・クラインネクト。舞台はテキサス。静寂の中に燃え...
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音楽

誰にも頼らず、自分を愛す──Ava Maxが放つ“ラディカルな自己愛”の新章「Lovin Myself」リリース

「誰にも頼らない。自分を愛してる。今夜は私のために。」——そんな言葉が心に刺さる新曲「Lovin Myself」で、Ava Maxが再び時代の鼓動を掴んだ。ポップ界のセンセーションは、新たな自己愛のアンセムを通じて、“他人の目”ではなく“自分の価値”を見つめ直すようリスナーに訴えかけている。 この楽曲は、ただのセルフラブソングではない。Avaが提示するのは、“ラディカル（徹底的）な自己愛”。甘さよりも鋭さ、癒しよりも力強さを前面に出し、自分自身を取り戻すプロセスを歌い上げる。誰かのために存在するのではなく、自分自身のために生きるという選択——それが、この不安定な時代に必要なメッセージとし...
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音楽

「あなたといる、私が好き」──青春の痛みと輝きが交差する、パヴェーゼ原作『美しい夏』映画化

この夏、スクリーンに蘇るのは「あのころのお祭り」──それは、まだ自分が誰なのかもわからないままに、誰かに惹かれてしまったあの瞬間の記憶だ。チェーザレ・パヴェーゼのストレーガ賞受賞作『美しい夏』がついに映画化され、8月1日から全国で順次公開される。 舞台は1938年のトリノ。お針子として働く16歳のジーニアは、画家のモデルとして生きる年上の女性アメーリアと出会う。2人の関係は、友情とも恋ともつかない微妙なラインを漂いながら進展し、やがてジーニアはアーティストたちの自由奔放な世界へと足を踏み入れていく。「軽薄な男たちといるより 女同士の方がいい」というアメーリアの言葉が刺さるのは、単に時代背...
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映画テレビ

伝説の「Alegria Alegria」が蘇る──6万人熱狂の兄妹ツアー音源、ライヴ・アルバムとして解禁

これはもう“歴史”と呼ぶしかない。 カエターノ・ヴェローゾとマリア・ベターニア──ブラジル音楽界の至宝である兄妹が、実に46年ぶりに同じステージに立った。2024年に行われたスタジアム・ツアーは、チケット50万枚超を売り上げ、各地で完売。音楽ファンのみならず、国民的な注目を浴びたこの伝説の共演ツアーが、ついにライヴ・アルバムとして記録された。 タイトルは『カエターノ＆ベターニア・アオ・ヴィーヴォ』。ミナスジェライス州のミネイロン・スタジアムで、6万人を前に繰り広げられた圧巻のパフォーマンスが収められている。MPB、ポップ、サンバ、そしてロマンス──兄妹が紡いだ多彩な音楽の旅路は、単なるラ...
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音楽

世界を席巻したアルバムがスプラッター仕様で再降臨！ビリー・アイリッシュ、限定盤リリース＆日本公演決定

世界中を魅了したビリー・アイリッシュの『HIT ME HARD AND SOFT』が、1周年を迎えて限定盤アナログとして帰ってきた。数々の記録を塗り替えてきたこのアルバムは、今やただのヒット作ではない。Spotifyで100億回以上の再生数、そして「BIRDS OF A FEATHER」は25億回再生というとてつもない数字を叩き出した。 記念盤として登場するのは、バイオビニール仕様のダークブルー＆オレンジのスプラッターデザインに、シルバーミラー仕上げのジャケット。これだけでインテリアとして成立するほどの完成度。音とビジュアル、両方の感性に訴えかける仕掛けとなっている。 そしてファンにとっ...
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音楽

魂を喰らう悪魔「歪んだ男」に挑む！原作者自ら脚本の新作『ヘルボーイ／ザ・クルキッドマン』、日本上陸

滅びの右腕が、今、地獄を叩き潰す。アメコミ界の異端児『ヘルボーイ』が、最もダークな姿となってスクリーンに舞い戻ってくる。新作『ヘルボーイ／ザ・クルキッドマン』が7月4日より全国公開。今回は原作者マイク・ミニョーラが自ら脚本に参加、ファン待望の“あの”異色エピソード「捻じくれた男」を実写化するというだけで、期待値は爆上がりだ。 舞台となるのは、アパラチアの山奥にひっそりと存在する寒村。そこは、悪魔との契約という“業”を背負った土地。村人たちは恐怖に怯えながら暮らし、死者がさまよい、魔女が暗躍する。そんな中、悪魔と契約を交わした過去を持つトム・フェレルが村に戻ってきたことで、長らく封印されて...
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映画テレビ

“夜明けまでに生き残れ”──あの名作ホラーゲームが映画化、『アンティル・ドーン』タイムループ地獄がこの夏、襲い来る！

この夏、観る者全員が試される。“死”を何度も味わいながら、恐怖と謎を乗り越えろ――。映画『アンティル・ドーン』が8月1日に日本上陸。ゲームファンならすでにご存知、PlayStation®の人気ホラーゲーム『Until Dawn -惨劇の山荘-』を実写化した本作は、単なる“ゲームの映画化”では終わらない。スラッシャー×タイムループの新たな恐怖を描き、観る者の神経を削ってくる。 物語の舞台は、深い山奥にある1軒の山荘。姉の行方を追うクローバーと仲間たちは、そこで突如現れた覆面の殺人鬼に襲われ命を落とす。が、次の瞬間――彼らはまた“殺される前”の時間に戻っていた。生き延びる鍵は、繰り返される惨...
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映画テレビ

カーペンターズの名曲生んだ“ロジャニコ”、日本で愛された作曲家の公認ソングブックがついに完成

“ロジャニコ”の名で日本の音楽ファンに長年愛された作曲家、ロジャー・ニコルスが5月17日、84歳でこの世を去った。「雨の日と月曜日」「愛のプレリュード」など、カーペンターズとの黄金コンビで知られる彼は、その繊細で心に沁みるメロディで、世界中のリスナーを魅了し続けてきた。 そんな彼の集大成とも言える作品集『ロジャー・ニコルス ソングブック』が8月に登場する。これは、ニコルス自身が選曲に関わった“初の公認ソングブック”であり、ファンにとってはまさに待望のリリース。 編纂に携わったのは、ニコルスと8年以上にわたって交流を続けてきた濱田髙志。日本独自の企画として実現したこのソングブックには、ニコ...
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音楽

新章突入！エレクトリック・コールボーイが放つ“ダークでシリアス”な新曲「レヴェリィ」、今夜MV解禁

ドイツ発のパーティー・バンド、エレクトリック・コールボーイがまたもや音楽シーンに衝撃をもたらした。最新シングル「レヴェリィ」が本日、全世界同時リリースされた。昨年のBABYMETALとのコラボで熱狂を生んだ彼らは、止まることなく突き進んでいる。 「夢幻」を意味するタイトルどおり、「レヴェリィ」は幻想的なリリックと激しいサウンドの対比がクセになる一曲。パーティー感満載の彼らにしては異例のシリアスな側面を見せており、これまでとは一線を画す楽曲だ。耳に残るサビと緻密に計算されたメロディーは、一度聴いたら抜け出せない。 MVもまた異彩を放つ。監督は「RATATATA」と同じSchillobros...
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音楽

スマホ一つで地獄へ──『ハッピー・デス・デイ』監督×マイケル・ベイが仕掛ける“見えない恐怖”『DROP／ドロップ』予告編解禁！

マッチングアプリでの出会いが、まさか“命を懸けた選択”になるとは――。 『ハッピー・デス・デイ』のクリストファー・ランドン監督が贈る最新作『DROP／ドロップ』の日本公開が7月11日に決定し、日本版予告編とポスタービジュアルがついに解禁された。 冒頭から高層ビルの縁に追い詰められる女性。彼女は、幼い息子を育てるシングルマザー、バイオレット。夫の死を乗り越えきれない彼女は、マッチングアプリで知り合った男・ヘンリーとのディナーに挑む。舞台は、上品なレストラン「PALATE」。だがその夜、彼女のスマホに突如現れる“DROP通知”が、地獄への扉を開ける。 「目の前のデート相手を殺せ。さもなくば─...
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映画テレビ

暴力と欲望が転がり出す…異母兄弟が継いだ呪いとは？ネオ・ノワールの傑作『サターン・ボウリング』、秋に日本公開

父が遺したのは、ボウリング場と未解決の罪──。映画『サターン・ボウリング』が、2025年秋、ついに日本で公開される。異母兄弟が再会したその場所には、血の記憶と暴力の連鎖が息を潜めていた。 物語の中心には、沈黙する男たちと語られざる過去。父の“遺産”をきっかけに噴き出すのは、男たちの内部に潜む破滅への衝動だ。女性たちを狙う連続殺人の影、家族の崩壊、そして“悪魔”と呼ぶしかない暴力の存在。ネオ・ノワールの語法を借りながら、パトリシア・マズィ監督は現代の闇に刃を入れる。 撮影は『落下の解剖学』などで知られるシモン・ボーフィス。映像は濃密で、息苦しいほど美しい。マズィ監督の手腕は、単なるスタイリ...
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