制作費1億円のホラー映画、興収590億円突破!『オブセッション』が『ブレア・ウィッチ』超え


75万ドル(約1億1,000万円※)の制作費で作られたホラー映画『Obsession(オブセッション)』が、世界興行収入4億300万ドル(約590億円※)を突破した。YouTubeで映画制作のキャリアを積んだカリー・バーカー監督にとって、これは2025年秋のトロント国際映画祭での上映と、その後の買い付けから始まった、ハリウッドで語り継がれる快進撃だ。(フロントロウ編集部)
※2026年7月8日時点の為替レートで換算
75万ドルが4億ドルに――「ブレア・ウィッチ」超えの快挙
米Forbesによると、今回の達成でフォーカス・フィーチャーズ作品史上最高収益作となったほか、「映画祭で買い付けられた作品」としても歴代最高収益を記録。かつての低予算ホラーの金字塔、1999年公開の『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(約2億4,830万ドル)を超えた。
物語の主人公ベア(マイケル・ジョンストン)は、思いを寄せるニッキ(インデ・ナバレッテ)に「自分を愛してほしい」という願いをかなえたことで、その代償が取り返しのつかない形で牙をむく。恋愛感情と恐怖が交差するストーリーが、Z世代を中心とした口コミで支持を広げた。
公開後4週連続で週末興収が前週を上回る――異例のヒット曲線
北米3,016館で5月15日に公開した際の初週末興収は1,710万ドルと堅調なスタートを切り、その後、4週連続で前週末を上回る興収を記録するという異例の拡大ヒットとなった。
累計は北米2億4,530万ドル、海外1億5,770万ドルの合計4億300万ドル。プレミアム・オン・デマンドでの配信開始後も初週からApple TV、Fandango at Home、Prime Videoの3プラットフォームでチャート首位に立った。今夏のもう1本の低予算インディーホラー『Backrooms』(A24配給、3億4,970万ドル)と合わせ、2026年夏は「インディー・ホラー」が存在感を示すシーズンとなっている。













