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4日前の新曲は静かだった。エリー・ゴールディングがレイヴに振り切る

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BY FRONTROW Editorial Dept.
4日前の新曲は静かだった。エリー・ゴールディングがレイヴに振り切る
画像提供:ユニバーサル ミュージック

英シンガー・ソングライターのエリー・ゴールディングが、新曲「Ravers」(レイヴァーズ)とそのミュージック・ビデオを公開した。同じアルバムから4日前に届いたばかりの曲とは、鳴っている音がまるで違う。ダンスフロアに帰ってきた、という言い方がいちばん近い。(フロントロウ編集部)

10年ぶんの助走を、ひとりで走り切る

「Ravers」は、9月4日に発売されるエリー・ゴールディングの6作目のスタジオ・アルバム『I Know Too Much』からの先行シングルだ。同じアルバムからは、アコースティックギターとアンビエントが溶け合う「4 Seasons」が8月3日に届いたばかり。恋に落ちる最初の瞬間を静かに描いた曲だった。その4日後に出てきたのが、タイトルからして「レイヴァーズ」である。

この振れ幅は、彼女のキャリアを知る人にはむしろ納得のいくものかもしれない。エリー・ゴールディングはこの10年、カルヴィン・ハリス、フォー・テット、スクリレックスといった作り手と組んで、時代を代表するダンス・ミュージックを何曲も送り出してきた。ユニバーサル ミュージックの発表によると、今回の新曲は彼女にとって原点回帰といえる一曲だという。

ただし、これまでとは立ち位置が違う。名の知れたプロデューサーの隣で歌う役ではなく、今回はエリー自身がエレクトロニック・ミュージックのスポットライトの真ん中に立った。原始的で、鼓動を速くさせるようなトラックの上に、キャリアでも屈指と言われる力強い歌唱を重ねている。仕上がったのは、ダンスフロアそのものへの賛歌だ。

撮影地はブッシュウィック、監督はサブリナ・カーペンターも撮った人

ミュージック・ビデオでメガホンを取ったのは、ショーン・プライス・ウィリアムス。アディソン・レイやサブリナ・カーペンターの映像も手がけてきた人物だ。

エリー・ゴールディング「Ravers」ミュージック・ビデオの場面写真
画像提供:ユニバーサル ミュージック

撮影されたのは、ブルックリン北部のブッシュウィック。ストリートアートと若手アーティストが集まる街として知られるエリアで、幻想的なエネルギーを放つダンスフロアに身をゆだねるエリーの姿が映し出されている。スタジオで整えた「ダンス・ポップの歌姫」像ではなく、実際に踊っている場所の温度が画面に残っているタイプの映像だ。

アルバム『I Know Too Much』は、エリー自身が全曲の作詞・作曲を担い、エグゼクティブ・プロデューサーのジャック・ロションがプロデュースを手がけている。静かな「4 Seasons」と、爆音の「Ravers」。方向がここまで違う2曲が同じ一枚に同居していることが、9月に届く作品の振れ幅をそのまま予告している。

エリー・ゴールディングのアルバム『I Know Too Much』ジャケット写真
画像提供:ユニバーサル ミュージック

「Ravers」は各配信サービスで、アルバムの予約は日本公式サイトなどで受け付けている。

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