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あの浴室に戻れる。『ソウ』1作目が、劇場では初のディレクターズ・カット版で復活する

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あの浴室に戻れる。『ソウ』1作目が、劇場では初のディレクターズ・カット版で復活する
画像提供:是空/TCE、Filmarks

目を覚ますと、老朽化した広い浴室にいて、足首は鎖でつながれている——2004年に世界を震撼させた『ソウ』の第1作が、4Kレストア+劇場初公開のディレクターズ・カット版として10月30日からリバイバル上映される。映画レビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」が始めたホラー連続上映企画「Filmarksホラー」の第1弾だ。(フロントロウ編集部)

劇場で観られるのは、これが初めての「監督版」

ジェームズ・ワン監督の長編デビュー作『ソウ』は、限られた空間に人を閉じ込めて極限の恐怖を組み立てる「ソリッド・シチュエーション・スリラー」の開祖として2004年に大ヒットした。天才猟奇殺人鬼《ジグソウ》が仕掛ける、命の重さを問う究極の選択。この1本から、ナンバリング6作とスピンオフが生まれ、約20年にわたって増殖を続ける血塗られた系譜になった。

今回かかるのは、その原点を4Kでレストアし、さらに劇場では初公開となるディレクターズ・カット版に仕立てたもの。あわせて、4K・ディレクターズカット版用に新しく制作されたポスタービジュアルも解禁された。

全国59館、2週間限定、1,700円均一

上映は10月30日(金)から2週間限定で、公開劇場は全国59館(順次追加予定)。レイティングはR15+、料金は1,700円均一で、各種サービスデーや他の割引サービスは使えない。劇場によって上映日や上映期間が異なるため、詳細は公式X(@Filmarks_ticket)で告知される。

新宿ピカデリー、池袋HUMAXシネマズ、109シネマズ木場、キネカ大森、札幌シネマフロンティア、MOVIX仙台、なんばパークスシネマ、MOVIX京都、kino cinéma神戸国際、塚口サンサン劇場、KBCシネマ、桜坂劇場など、全国のシネコンとミニシアターが顔をそろえる。上映を盛り上げるキャンペーンやオリジナルの来場者特典の配布も予定されており、こちらは後日発表されるという。

浴室のなかと外で、2つの状況が交わる

物語は、老朽化した浴室で目覚めたゴードンとアダムから始まる。2人は部屋の対角線上で足首を鎖につながれ、その間には物言わぬ死体が横たわっている。周囲に置かれているのは、テープレコーダーと“再生せよ”と書かれたテープ、一発の銃弾、2本のタバコ、着信専用の携帯電話、そして2本のノコギリ。テープの音声はこう告げる。「6時までに相手を殺すか、二人とも死ぬか」。一方、浴室の外では刑事が異様な連続殺人犯を追っていた。

『ソウ』4Kレストア ディレクターズ・カット版 場面写真
画像提供:是空/TCE、Filmarks

出演はケイリー・エルウェス、ダニー・グローヴァー、モニカ・ポッター、そして脚本を書いたリー・ワネル本人。米Hollywood Reporterによると、ワンとワネルは17歳のころに映画学校で知り合った旧友同士で、『ソウ』は自主制作のデモ映像で出資者を集め、120万ドルの予算・18日間の撮影で仕上げた1本だった。それが1億ドル超を稼ぎ、2人はその後『インシディアス』を、ワンは『死霊館』を立ち上げていく。すべての出発点が、2004年製作・103分のこの作品だ。

なお本企画を仕掛けたFilmarksリバイバルは、「名作を未来へつなぐ」を掲げて過去の名作や埋もれた作品を映画館に戻すプロジェクト。伏線と大どんでん返しが待つデス・ゲームの原点を、4Kで再発見する2週間になる。

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