映画『アメイジング・スパイダーマン2』(2014)でメリー・ジェーン役のシーンを撮影しながら、完成版には登場しなかったシェイリーン・ウッドリー。この事実はファンの間で長らく語り継がれてきたが、本人が改めて当時の経緯を明かした。(フロントロウ編集部)
オーディションなしでメリー・ジェーン役に
シェイリーンの語ったところによると、彼女は通常のオーディションを経ることなく、ピーター・パーカーの恋愛対象として知られるメリー・ジェーン・ワトソン(MJ)役に抜擢された。アンドリュー・ガーフィールドと約3シーンを撮影したが、その約1年後、出演シーンがカットされたことを知らされた。
「その電話は、なかなかよかったわ(That was a fun phone call)」と皮肉交じりに振り返ったシェイリーン。SAG-AFTRA Foundationのトークシリーズ「Conversations」で語ったこの言葉が、各メディアで取り上げられた。
「まずはグウェンとの関係を描きたかった」
削除の理由として製作陣があげたのは、新キャラクターが増えたことで物語が複雑になりすぎることへの懸念だった。当時の『アメイジング・スパイダーマン』シリーズは、エマ・ストーン演じるグウェン・ステイシーとピーターの関係を中心に据えており、グウェンの死という大きな展開を描く前に、新たな恋愛対象となるメリー・ジェーンを登場させるのは不自然だと判断されたという。
計画では、グウェンの死後を描く予定だった第3作でMJを改めて登場させる予定だったが、第3作は実現せず、その後ソニーはマーベル・スタジオと共同で新たな『スパイダーマン』シリーズを展開し、同キャラクターはMCUに加わった。その後のMCU版『スパイダーマン』シリーズでは、ゼンデイヤが「MJ」ことミシェル・ジョーンズ=ワトソンを演じている。



















