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リアーナやタイラも実践する「Bra’d City」とは

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BY FRONTROW Editorial Dept.
リアーナやタイラも実践する「Bra’d City」とは
写真:Getty Images

 ブラをアウターとして着るスタイルが、今秋のファッションシーンで存在感を増している。ランウェイで先陣を切ったのがプラダで、セレブたちもVMAのレッドカーペットやパリ・ファッションウィークで取り入れ、リアルな着こなしへと落とし込んでいる。米WWDはこの動きを「Bra’d City」と題して特集し、ブラが「シャツの代わりになる」フェーズに入ったと指摘している。(フロントロウ編集部)

プラダが火をつけたランウェイ

 2026年9月のミラノ・ファッション・ウィークで発表されたプラダの2027年春夏コレクションが、このトレンドを象徴する存在となった。ミウッチャ・プラダとラフ・シモンズは、ブラをトップスとして取り入れたルックを複数提案。オーバーサイズのボトムスなどと組み合わせ、ブラそのものを主役に据えたスタイルを披露した。

 このムードはVMAにも波及した。南アフリカ出身のシンガー、タイラは、米国時間2026年9月27日にロサンゼルスで開催されたMTV VMAのレッドカーペットに、ムワロラの2027年春夏コレクションからブルーのスネーク柄ブラを選んで登場。超ローライズのペンシルスカートと同柄のチョーカー、ホワイト&ターコイズのスネーク柄パンプスを合わせ、ブラをトップスとして取り入れたスタイルを披露した。同会場ではレイ・アミやJoJoもブラトップを取り入れたルックで登場し、ブラをアウターとして見せるスタイルが存在感を放った。

リアーナがPFWで披露したブラスタイル

 VMAの翌日、パリ・ファッションウィークに姿を見せたリアーナも、このトレンドを取り入れた。同年9月28日、マティエール・フェカル(Matières Fécales)の2027年春夏ショーに登場した彼女は、ゴールドを基調としたスカートスーツのジャケットを開けて着こなし、中にシアーなブラックのブラを合わせた。足元にはクリスチャン・ルブタンのパンプスを合わせ、プラダのランウェイとは異なる「テーラードスーツ×ブラ」というスタイルを披露した。

 フェラガモ(Ferragamo)のショーにも姿を見せたリアーナは、ブラックのシアーなブラウスの下にブラを合わせる「透け見せ」スタイルも披露。前者がブラそのものを主役にした着こなしなら、後者はシアー素材を重ねることでブラをさりげなく見せるアプローチとなっており、異なる2つの着こなしを見せた。

Y2Kとは違う「脱力感」が鍵

 このトレンドが単なるリバイバルではなく、新たな解釈として受け止められている背景には、Y2Kファッションとは異なる“脱力感”がある。米WWDが取材したスタイリストたちによると、今回のブラをアウターとして取り入れるスタイルは、世代を問わず幅広い解釈が可能なのが特徴。テーラードジャケットの下から見せるスタイル、ペンシルスカートなどと組み合わせてブラを主役にするスタイル、シアーブラウスを重ねてさりげなくのぞかせるスタイルなど、さまざまなアプローチが見られる。

 クリスタル装飾を施したバンドーブラや、レザーを用いたアバンギャルドなデザインなど、ブラそのものがファッションアイテムとして進化していることも、このトレンドを後押ししている。下着として隠すのではなく、ファッションの一部として見せるという発想が広がり、ブラをトップスとして取り入れるスタイルの選択肢も増えている。ミラノのランウェイからVMAのレッドカーペット、そしてパリ・ファッションウィークのフロントロウへと広がったブラスタイルは、2027年春夏シーズンに向けてさらに注目を集めそうだ。

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