ヴィン・ディーゼルと感動の再会——ポール・ウォーカーの娘メドウの現在


映画『ワイルド・スピード』シリーズで知られる故ポール・ウォーカーの一人娘、メドウ・ウォーカー。父の死という大きな悲しみを乗り越え、モデルや俳優として自身のキャリアを築いてきた。結婚と別れ、そして父の盟友との感動的な再会まで――その歩みを振り返る。(フロントロウ編集部)
父の死を乗り越え、モデルとして活躍
メドウ・ウォーカーは1998年11月4日生まれ。幼少期はハワイで母レベッカ・ソテロスと暮らし、13歳からポール・ウォーカーとカリフォルニアで暮らし始めた。しかし2013年、ポールが自動車事故で40歳の若さで他界。突然の悲劇に見舞われながらも、メドウはその後、自身の人生を歩み始める。
米Peopleなどによると、2017年にモデル業界入りし、ジバンシィやプロエンザ・スクーラーなどのランウェイを経験。近年はジバンシィ・ビューティのキャンペーンにも起用され、モデルとして確かな存在感を放っている。
結婚、そして円満な別れ
メドウは2021年10月、俳優のルイ・ソーントン=アランとドミニカ共和国で結婚式を挙げた。バージンロードを共に歩いたのは、父の親友であり、メドウのゴッドファーザーでもあるヴィン・ディーゼルだった。
その後、米NBC Washingtonによると、2023年12月にメドウとルイは共同声明を発表し、「素晴らしい結婚生活を経て、円満に別れることで合意した」と報告。離婚は対立によるものではなく、互いを尊重したうえでの決断だったと伝えられている。
父から受け継いだ価値観
彼女は米Vogueのインタビューで、幼い頃を「かなり活発な子でした。特に父との家庭ではメイクなどに重きは置かれず、男の子のような遊びをして、泥んこになって転がったり、サッカーに夢中だった」と振り返っている。いまもモデルの仕事以外ではすっぴんで過ごすことが多く、父がコレクションしていた巨大な水晶を月の光に当てるなどして大切にしているという。
俳優デビューと、カンヌでの“家族”の絆
メドウは2023年公開の『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』にカメオ出演し、俳優デビューも果たした。さらに米E! Newsによると、2026年5月に開催されたカンヌ国際映画祭では、『ワイルド・スピード』シリーズ25周年を記念するイベントに参加。ヴィン・ディーゼルやミシェル・ロドリゲスらシリーズの“ファミリー”とともに登壇した。
イベントでヴィンは、「自分をひとりでここに来させまいとしてくれたのがメドウだった」と語り、2人は抱き合った。その姿は、ポールが遺した“ファミリー”の絆を象徴する瞬間として大きな注目を集めた。


なお、メドウは父の遺志を受け継ぎ、2015年に設立されたポール・ウォーカー財団の活動にも携わっている。同財団は海洋保全や教育支援などに取り組んでおり、メドウもその活動を通じて若者たちを支援している。スクリーンの内外で父の思いを受け継ぎながら、メドウ・ウォーカーは自身の道を歩み続けている。













