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『ロングバケーション』のあの曲に、お蔵入りの“最初の録音”があった

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『ロングバケーション』のあの曲に、お蔵入りの“最初の録音”があった
画像提供:ユニバーサル ミュージック

1995年のデビュー・アルバムを、いま出回っているのとは別の録音でまるごと聴ける。ベン・フォールズ・ファイヴ『ベン・フォールズ・ファイヴ(30周年記念エディション)』の国内盤が、9月18日に発売される。(フロントロウ編集部)

「フィロソフィー」には、世に出なかったバージョンがあった

ユニバーサル ミュージックによると、この記念盤の目玉はリマスターされたオリジナル盤ではなく、ディスク2のほうだ。バンドが最初に録りながらお蔵入りにした試作音源が、ここにまとめて収められる。

その中から先行公開されたのが「フィロソフィー」だ。日本では、テレビドラマ『ロングバケーション』で大きく使われて大ヒットした曲——つまり当時この国で鳴っていたのは、録り直したあとのバージョンだったことになる。ピアノを軸にした3ピースという編成は同じでも、世に出た形に落ち着く前の手つきが残っている。

ベン・フォールズ・ファイヴは、ギターを置いてピアノを前面に立てた編成で90年代に頭角を現したバンド。デビュー作『ベン・フォールズ・ファイヴ』は1995年の発表だ。

ディスク2は、作り直す前のアルバムまるごと

ディスク2に並ぶのは「アンダーグラウンド」「ジュリアンヌ」「アンクル・ウォルター」「アリス・チャイルドレス」「フィロソフィー」「ボクシング」「ザ・ラスト・ポルカ」といったオリジナル盤の収録曲の初期バージョンに加え、「エヴァポレイテッド」「ディック・ホルスター」「エマライン」「エディ・ウォーカー」。つまり単なるボーナストラック集ではなく、いったん作られてから捨てられたアルバムが、まるごと復元されている。

国内盤は日本盤のみSHM-CD仕様で、英文ライナーの翻訳と歌詞・対訳が付く。品番はUICY-16505/6、価格は4,400円(税込)。海外での発売は9月4日で、国内盤はそれより遅れて9月18日(金)に届く。詳細はユニバーサル ミュージックの日本公式ページに掲載されている。

9月18日から、90年代ロックの棚がもう一度動く

この30周年記念エディションは、ユニバーサル ミュージックが洋楽カタログから90年代ロックを掘り起こす「BACK TO THE 90s ROCK」キャンペーンの対象商品でもある。3月にスタートした第1弾「HR/HM」編、6月の第2弾「PUNK/EMO/MIXTURE」編に続き、9月18日から第3弾「UK/MAINSTREAM」編が始まる。

ラインナップは全35作品。クランベリーズ『ドリームス』『ノー・ニード・トゥ・アーギュ』、カーディガンズ『ライフ』『ファースト・バンド・オン・ザ・ムーン』、ザ・ストーン・ローゼズ『セカンド・カミング』、パルプ『コモン・ピープル』、エラスティカ『エラスティカ』、ティーンエイジ・ファンクラブ『バンドワゴネスク』『グランプリ』、レニー・クラヴィッツ『ママ・セッド』『自由への疾走』、シェリル・クロウ『チューズデイ・ナイト・ミュージック・クラブ』、スザンヌ・ヴェガ『夢紡ぎ』など、当時のUKロックとメインストリームが並ぶ。

購入特典はジャケットとキャンペーンロゴを刷ったステッカーシート全2種のランダム配布で、ステッカーの二次元コードから抽選プレゼントの応募企画も予定されている。キャンペーン大使を務めるのは芸人の永野。締めくくりの第4弾「ALTERNATIVE/GRUNGE」編は12月開始予定だ。

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