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「もう離れない」ブラッド・ピットと義足の軍用犬がアラスカで交わした約束

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「もう離れない」ブラッド・ピットと義足の軍用犬がアラスカで交わした約束
©2026 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

ブラッド・ピット主演『ハート・オブ・ビースト』の本予告が解禁。退役軍人と、戦場で片脚を失った元偵察犬が、墜落したアラスカの奥地から家を目指す。日本では9月25日に全世界同時公開。(フロントロウ編集部)

川に落ちた相棒を、犬が服を咥えて引っ張りあげる

ブラッド・ピット主演『ハート・オブ・ビースト』のティザー予告が解禁されたのは6月のことだった。あれから2カ月、物語の輪郭がようやく見える本予告が届いた。

冒頭に流れるのは、主人公である退役軍人ジェームズのナレーションだ。相棒のオーディンについて、「軍の厳しい訓練を受けた偵察犬オーディンは、戦場で地獄を見続け、もう平穏に生きてほしい」と語る。オーディンが子犬の頃からの戦友だった二人は、そろって軍を退いた。ジェームズはPTSDを、オーディンは戦場で失った片脚を抱えている。傷ついた心身を癒すための旅——そのはずだった。

だがアラスカ上空を飛行中、二人は不意のアクシデントに見舞われ、奥地へと墜落してしまう。腕を負傷したジェームズが川に落ちると、オーディンが必死に服を咥え、岸へと引っ張りあげる。助けられるのは、人間のほうなのだ。

だが帰路は甘くない。暗闇からは飢えた狼が二人に狙いを定め、激流を渡る唯一の丸太の上では足を滑らせる。ジェームズはオーディンだけでも助けようと、自らを犠牲にして川へ落ちていく。それでもオーディンは彼を見捨てず、後を追って水へ飛び込む。「もう離れない」というジェームズの言葉が、予告の終盤に重く落ちる。

「魔の領域」の名を冠したタイトル

配給の東和ピクチャーズ・東宝によると、舞台となるのは人間を寄せ付けない“魔の領域”<ハート・オブ・ビースト>。タイトルはこの地の名前でもある。脅威として立ちはだかる大自然が、皮肉にも取り残された人間と犬の、言葉を超えた信頼関係をあぶり出していく。

同時に解禁された場面写真3点も、その関係の濃度を伝えている。訓練用のアームカバーに力強く噛みつくオーディン、渋みを増したジェームズの横顔、そして疲弊しながらもアラスカの草原を並んで歩く二人。

訓練用のアームカバーに噛みつくオーディンとジェームズ
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オーディンを演じるのはウーバーという名の犬。義足を着けたその姿は、予告のなかでも強く目を引く。

ブラッド・ピットが演じる退役軍人ジェームズ・ベルモント
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『フューリー』のコンビが12年ぶりに組んだ

メガホンをとるのはデビッド・エアー。ブラッド・ピットとは、第二次世界大戦の戦車兵を描いた『フューリー』(2014)以来の再タッグとなる。戦場を撮ってきた監督が、今度は戦場から帰ってきた者の物語で同じ俳優と組んだかたちだ。

製作陣も厚い。デイミアン・チャゼルが製作と製作総指揮に名を連ね、ブラッド・ピット自身も製作に加わっている。共演はJ・K・シモンズとアンナ・ラム。脚本はキャメロン・アレクサンダーが手がけた。

『F1/エフワン』(2025)の大ヒットが記憶に新しいブラッド・ピットにとって、本作は主演最新作にあたる。レースカーの運転席から、アラスカの原野へ。振れ幅は大きいが、極限の状況で人がどう踏ん張るかという一点では地続きなのかもしれない。

映画『ハート・オブ・ビースト』は、9月25日(金)より全世界同時公開。

9月9日、ブラッド・ピットが相棒犬を語る特別映像<最も重要な存在>が到着

全世界同時公開まで1カ月を切った9月9日、撮影の舞台裏を捉えた特別映像<最も重要な存在>と、新規場面写真が到着した。映像には、退役軍人ジェームズを演じたブラッド・ピットと、元偵察犬オーディンを演じたジャーマン・シェパードのウーバーが隣り合って登場する。「共演者を紹介したい」と優しく撫でながら紹介する一幕もあり、本編の緊迫感とは対照的に、無邪気に戯れ合う和やかなビハインド・ザ・シーンが次々と差し込まれていく。

作品についてピットは、「我々二人がアラスカ奥地から、マイホームを目指す話だ」とナビゲートしつつ、「お互いを支え合う姿が、本当に美しく描かれている」と語る。さらに、かたわらのウーバーに向けて「撮影進行表の1番は彼だ。この映画のトップスター」とリスペクトを込めた。インタビュー中、ウーバーがふとカメラからそっぽを向いてしまうと「カメラが恥ずかしいのか?」と話しかける場面もあり、過酷な撮影現場であっても終始リラックスした自然体で進行していった様子が窺える。

数々の名作で名優たちと共演を重ねてきたピットにとっても、犬との共演は特別な一作となったようだ。「物語で最も重要な存在だ。驚くほど特別な体験をしたよ」と万感を込めて語り、最後は「撮影中ずっと良き相棒だった」という言葉で映像を締めくくっている。

映画『ハート・オブ・ビースト』新規場面写真
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なお、この特別映像は8月14日よりパラマウント・ピクチャーズ公式のSNSおよびYouTubeにて先行公開されている。映画『ハート・オブ・ビースト』は9月25日(金)より全世界同時公開。

9月14日、MX4D・4DX・Dolby Cinemaでの上映が決定

全世界同時公開まで2週間を切った9月14日、『ハート・オブ・ビースト』のMX4D・4DX・Dolby Cinemaでの上映が決定した。あわせて、特殊フォーマット用のスペシャルポスター2種と特別映像が解禁されている。

MX4D・4DX上映では、ジェームズとオーディンに降りかかるアラスカの試練に合わせて座席が動き、風や振動といった特殊効果が加わる。Dolby Cinemaのほうは、映像と立体音響で広大な景色から2人の細かな表情までを引き寄せる方向だ。同じ旅路を、揺さぶられて体験するか、包み込まれて見つめるか——という選択になる。

映画『ハート・オブ・ビースト』MX4D・4DX版スペシャルポスター
(C)2026 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

ポスターに描かれているのは、寄り添うように佇むジェームズとオーディンの姿。相棒の背中にそっと顔を寄せるオーディンと、彼を抱き寄せながら静かに前を見据えるジェームズが、深い森を思わせる背景のなかに大きく収められている。言葉を交わさなくても通じ合う関係が、1枚のビジュアルに凝縮されている。

映画『ハート・オブ・ビースト』Dolby Cinema版スペシャルポスター
(C)2026 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

同時に解禁された特別映像には、密林、激流、そして凶暴なグリズリーと、次々に立ちはだかる困難に挑む2人が収められている。映画『ハート・オブ・ビースト』は9月25日(金)より全世界同時公開。

9月14日、東京タワー下でシェパードと「絆チャレンジ」

全世界同時公開を11日後に控えた9月14日、東京・芝公園のスターライズタワーで公開直前イベントが行なわれた。登壇したのは、ともに愛犬家として知られるNON STYLEの井上裕介と村重杏奈、そして劇中のオーディンと同じジャーマン・シェパードのDINOくん。

劇中で描かれる退役軍人ジェームズと元軍用偵察犬オーディンの関係にちなみ、当日は「絆チャレンジ」と題した企画が実施された。村重がDINOくんに指示を出し、2枚のハンカチのなかから自分の匂いがついたほうを選ばせるというもの。村重は本作について、愛犬や家族、大切な人に会いたくなる作品だと語っている。ふたりが自身の愛犬について語るトークも繰り広げられた。

9月17日、アラスカの撮影地を振り返る特別映像が公開

公開を翌週に控えた9月17日、ブラッド・ピットとデヴィッド・エアー監督らが過酷なロケを振り返る特別映像<奇跡のロケーション>が解禁された。ピットは「大自然がこの映画の主人公とも言える」と語り、エアー監督は撮影地を「キャンバスそのものだ。あそこには特別な何かが宿っている」と表現している。

氷河を越えて山奥へ入る撮影は、エアー監督いわく「想像以上に大変だった」。密林や激しい雨、切り立った峡谷のなかで、ピットも「どんな天候でも撮影を続けた」と振り返る。一方で、オザークで育ち幼いころからアウトドアに親しんでいたというピットは、森や奇岩、清流が広がる撮影地を「自分にとって非常に居心地が良く、心まで穏やかになれた」と話した。映像の最後、ピットは現場の全員が「もう二度と味わえない、特別な体験だった」と口をそろえていたと明かしている。

『ハート・オブ・ビースト』撮影現場のブラッド・ピットとデヴィッド・エアー監督
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あわせて公開されたメイキングスチールには、深い森のなか、むき出しの岩の上で言葉を交わすピットとエアー監督の姿が収められている。

9月21日、「その奥にあるのはラブストーリー」ピットが語る特別映像とオーディンのスチールが到着

公開を4日後に控えた9月21日には、ブラッド・ピットとデヴィッド・エアー監督、共演のJ・K・シモンズらが“人間と犬の絆”を語る特別映像<犬と人と愛と絆>が解禁された。脚本を初めて読んだときのことを、ピットは「本当に、本当に心を動かされたよ。人と犬、犬と人、その間にある絆は本当に素晴らしい」と振り返る。本作については「表面的にはサバイバル映画だけど、その奥にあるのはラブストーリーだよ」と表現し、最後は「彼らの愛と忠誠心は無条件だ。犬がいれば我々は孤独じゃない」と締めくくった。エアー監督も、ジェームズとオーディンについて「絶対にあきらめない。相手のためになら、迷わず自分を犠牲にする」と語っている。

映画『ハート・オブ・ビースト』テントの中でオーディンを抱きしめるジェームズ
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あわせて、“もう一人の主役”であるシェパードのオーディンをとらえたスチール5種も公開された。セスナ機の操縦席の横でジェームズの顔をのぞき込む姿や、ゴーグルとドッグタグを着けた軍用偵察犬時代の勇姿がある一方、鼻をペロッと舐める瞬間や、釣りをするジェームズの横でサーモンを捕らえる場面など、犬らしい愛嬌あふれるカットも。負傷したジェームズに寄り添うカットには、過酷な旅をともに生き抜く相棒としての絆がにじむ。

映画『ハート・オブ・ビースト』オーディンのスチール5種
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公開3日目の9月27日、ザ・たっちが“同時に号泣”する特別映像が公開

9月25日に全世界同時公開を迎えた『ハート・オブ・ビースト』から、9月27日、双子のお笑いコンビ・ザ・たっちが作品を推す特別映像が解禁された。兄のたくやはブラッド・ピット演じるジェームズに、弟のかずやは愛犬オーディンに倣って犬の格好で登場し、おなじみの「ちょっと!ちょっと、ちょっと!」をふたりで披露している。

「同時に泣くことはありますか?」と聞かれ、「いやぁ~、泣くタイミングは違いますね」と答えていたふたりだが、並んで本編を観ると、涙をぬぐうタイミングまでそろう“同時号泣”に。鑑賞後、特に泣けたシーンを問われると、ふたりは声をそろえて「オーロラのシーン!」と回答。激流に架かる丸太橋を渡るサバイバルシーンについては、それぞれジェームズとオーディンになりきって感謝を伝え合い、たくやは「双子関係なく、みんな絶対感動する!」とアピールした。

映画『ハート・オブ・ビースト』特別映像に登場したザ・たっち
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