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ダドリーとは?ハリーをいじめた従兄の改心と最後の握手、その後を解説

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BY FRONTROW Editorial Dept.
ダドリーとは?ハリーをいじめた従兄の改心と最後の握手、その後を解説
画像:FRONTROW編集部

『ハリー・ポッター』でハリーの少年時代を暗くしたのが、同居する従兄のダドリー・ダーズリーだ。甘やかされ放題のいじめっ子として登場するが、シリーズ終盤には静かな改心を見せ、ファンの評価を一変させた。この記事では、ダドリーの人物像とダーズリー家の家族構成、変化のきっかけになった吸魂鬼事件、ハリーとの最後の握手、そして大人になってからの関係までを解説する。

ダドリー・ダーズリーとは?【プロフィール】

項目内容
立場ハリーの従兄(ペチュニアおばさんの息子)
生まれ1980年(ハリーと同い年で、誕生日はダドリーが少し早い)
住まいサレー州リトル・ウィンジング、プリベット通り4番地
学校名門私立スメルティングズ男子校
あだ名ビッグD(仲間内)/ダッダー(母ペチュニアの呼び方)
外見金髪に小さな青い目、首が見えないほどの肥満体型
特技ボクシング(英国南東部中等学校ジュニアヘビー級チャンピオン)
演じた俳優ハリー・メリング

両親に溺愛されて育ったダドリーは、誕生日プレゼントの数を数えて「去年より少ない」と泣きわめき、仲間を連れてハリーを追い回す「ハリー狩り」に興じる典型的ないじめっ子だった。魔法界と関わるたびに、ハグリッドに豚のしっぽを生やされ、双子のいたずら菓子で舌が巨大に伸びるなど、ひどい目に遭う役回りでもある。

ダーズリー家の家族構成は?

父バーノン、母ペチュニア、伯母マージの「まともな」マグル一家

続柄名前どんな人物か
父バーノン・ダーズリー穴あけドリル会社グラニングズ社の社長。魔法を毛嫌いする
母ペチュニア・ダーズリーハリーの母リリーの姉。魔女の妹に複雑な感情を抱く
伯母マージョリー(マージ)・ダーズリーバーノンの妹。ブルドッグを飼育し、ハリーを見下す
従弟ハリー・ポッター両親を亡くし、1歳からダーズリー家で育つ
子ども名前は明かされていないダドリーが大人になってから持つ家族

ダーズリー家は「自分たちはまともだ」と言い張るマグル(非魔法族)の一家で、ハリーを階段下の物置に住まわせ、魔法に関わるものを徹底して遠ざけた。とくにペチュニアは、魔法の才能に恵まれた妹リリーへの嫉妬を抱えていたことが、シリーズ終盤で明かされる。『死の秘宝』の別れの場面では、ペチュニアがハリーに何かを言いかけてやめる描写があり、彼女の本心をめぐってファンの間でいまも議論が続いている。

ダドリーが変わったきっかけは?

『不死鳥の騎士団』で吸魂鬼に襲われ、「本当の自分」を見せられた

転機は『不死鳥の騎士団』の冒頭に訪れる。プリベット通りに現れた吸魂鬼(ディメンター)に襲われ、魂を吸われる寸前まで追い込まれたのだ。ハリーの守護霊の魔法で命拾いしたものの、原作者J.K.ローリングの説明によると、この時ダドリーは「ありのままの自分」、つまり甘やかされて弱い者をいじめてきた自分の姿を見せられたという。以降のダドリーは目に見えて大人しくなり、ハリーへの態度も少しずつ変わっていく。

ハリーとの「最後の握手」とは?

「君は役立たずじゃない」と伝え、命を救われた礼を言って別れた

『死の秘宝』の序盤、ダーズリー一家が死喰い人から身を守るために家を離れる場面で、ダドリーはシリーズ最大の見せ場を迎える。両親がハリーに別れの言葉もなく出ていこうとするなか、ひとり足を止めて、なぜハリーは一緒に来ないのかと気遣ったのだ。そして、ハリーを役立たずだとは思っていないこと、吸魂鬼から命を救ってもらったことへの感謝をぎこちなく伝え、ハリーと握手を交わす。10年以上のいじめの歴史が、このひと言と握手で締めくくられた。原作屈指の名場面で、映画では本編からカットされ、未公開シーンとして収録されている。

大人になってからの2人の関係は?

「クリスマスカードを送り合う程度」の距離感が続いた

J.K.ローリングの公式サイトのコラムによると、『死の秘宝』でのダドリーの勇気ある歩み寄りのあと、2人は生涯「クリスマスカードを送り合う程度」の関係を続けたという。ハリーは近くに来た時に家族を連れてダドリーの家に立ち寄ったが、その訪問はハリーの子どもたち(ジェームズ、アルバス、リリー)にとって憂うつな行事だったそうだ。親友にはならなかったものの、絶縁でもない、いかにも現実的な距離感といえる。

また、ダドリーの子どもを魔法使いにしてキングズ・クロス駅の場面に登場させる案もあったが、ローリングは「魔法の遺伝子がバーノンおじさんのDNAに勝てるはずがない」と考えて見送ったと明かしている。ダーズリー家はマグルの家系として続いていくことになる。

演じたハリー・メリングは今?

激変ぶりが話題の実力派俳優になった

ダドリーを演じたハリー・メリングは、成長後に別人のように痩せた変貌ぶりで話題を呼んだ俳優だ。近年は『クイーンズ・ギャンビット』のハリー・ベルティック役や『ポー 黒鴉の暗号』などで評価を確立し、「元ダドリー」の枠を完全に超えた実力派として活躍している。ローリングの発言をめぐる騒動の際には自身の考えを語ったこともある。シリーズのほかの俳優たちの現在は『ハリー・ポッター』キャストまとめで紹介している。

まとめ:ダドリー・ダーズリーの要点

  • ハリーを10年以上いじめた従兄で、両親はバーノンとペチュニア
  • 転機は吸魂鬼事件。「ありのままの自分」を見せられて変わったとされる
  • 別れ際の感謝の言葉と握手は原作屈指の名場面
  • 大人になってからは「クリスマスカードを送り合う程度」の関係が続いた

ダドリーは「人は変われる」というハリポタの隠れたテーマを体現するキャラクターだ。親友にはならなくても、憎まれ役が小さな一歩を踏み出したこと自体が、多くのファンの心に残っている。(フロントロウ編集部)

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