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「恐竜が現れる前は青色をたくさん」アン・ハサウェイが衣装に込めた『オズの魔法使い』

FRONTROW Editorial Dept.
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「恐竜が現れる前は青色をたくさん」アン・ハサウェイが衣装に込めた『オズの魔法使い』
(C)2025 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

初登場1位のスタートを切った『オークストリートの異変』から、アン・ハサウェイの特別映像が到着。彼女が衣装デザイナーに出した注文と、この役を射止めるまでの8年が明かされた。(フロントロウ編集部)

動員も興収も初登場1位。オリジナル洋画としては異例の数字

アン・ハサウェイが11歳の自分を思い出した撮影秘話を語ったのが昨日のこと。その『オークストリートの異変』が、興行成績でも結果を出した。

8月14日(金)に日本公開された本作は、全国352劇場・907スクリーンで上映され、14日から16日(日)までの3日間で動員180,079人、興行収入2億9354万円を記録。動員・興行収入ともに、今週公開作品のなかで第1位という滑り出しとなった。

注目すべきは、この作品がシリーズものでも原作ものでもないという点だ。オリジナルの洋画がこの規模で数字を出すのは、近年ではかなり珍しい。実際、劇場に足を運んだのはコアな洋画ファンだけではなく、『プラダを着た悪魔2』を観た女性層、そして恐竜好きのファミリーまで幅広かったという。

衣装デザイナーへの注文は、ドロシーだった

その主演を務めたアン・ハサウェイが、演じた母デニースについて特別映像で語った。「一見強そうには見えない。でも、獣のような強さを秘めてる」。そのうえで、「血まみれで叫びながら子供たちを命懸けで守る。その姿に“だまされた!”と驚くわよ」と、自信たっぷりに役の魅力をプレゼンしている。

じつは、その“だまされる”感覚は衣装からも設計されていた。アンは作品の時代設定を踏まえ、デニースに「人形のような、大人になりきれていない少女めいた側面を与えたい」と考えたという。そこで彼女が衣装デザイナーのエリン・ベナックに出した注文が、「『オズの魔法使い』のドロシーのイメージして、恐竜が現れる前は青色をたくさん着せてほしい」というものだった。

デニム姿で恐竜から逃げるデニース
(C)2025 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

解禁された新場面写真でも、恐竜に追われるデニースはデニムの上下に身を包んでいる。おとぎ話の少女のような青が、獣のような強さを見せる後半とのギャップを準備している、というわけだ。ちなみにベナックは『アリー/スター誕生』(18)や『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』(20)を手がけた人物でもある。

監督に会いたくて、ランチまでこぎつけた

もうひとつ明かされたのが、キャスティングの経緯だ。アンはデヴィッド・ロバート・ミッチェル監督の『イット・フォローズ』(14)の大ファンを公言しており、「特別な監督だから会う機会を作ってほしい」と周囲にアピール。ついにはランチの席まで取りつけたという。

そのランチで監督が話していた“温めている将来の企画”こそが、本作だった。それが形になり、8年越しのオファーとしてデニース役が実現したことになる。惚れ込んだ相手に自分から近づいた結果が、8年後に主演として返ってきたわけだ。

ミッチェル監督の側も手放しで称えている。「家族の物語の中のドラマチックな場面でも見事でしたが、サスペンスや危険、恐怖が絡む展開になると、彼女の演技は別次元でした。その場にいた全員が釘付けでしたよ!」。さらに「これまで見たことのない一面だったし、とても興奮しました。強さ、恐怖、苦悩といったあらゆる感情を表現する彼女を、観客の皆さんにも早く見ていただきたいです」と続けた。

グリーンカーペットのワールドプレミアから公開までを駆け抜けた本作は、字幕版・日本語吹替版に加え、IMAX、4DX、MX4D、SCREENX、ULTRA 4DX、Dolby Cinemaでも上映中(※一部劇場を除く)。青い服の意味を確かめに行くなら、大きいスクリーンがよさそうだ。

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