3日間のD23を締めくくる「ディズニー・レジェンド・アワード」授賞式が8月16日に開催された。11人が称えられたこの日、注目を集めたのはむしろ、アワードを渡しに現れた側の顔ぶれだった。(フロントロウ編集部)
渡す側にも、レジェンドがいた
ウォルト・ディズニー・カンパニーが8月に開催したファンイベント「D23:究極のディズニーファンイベント」。アン・ハサウェイやドウェイン・ジョンソンら11人が2026年のディズニー・レジェンドに選ばれたことは開幕日に発表されていたが、ウォルト・ディズニー・ジャパンによると、その授賞式は最終日の8月16日(日)に行なわれた。司会はライアン・シークレストが務めている。
ディズニー・レジェンドは、ディズニーに大きく貢献した人物に贈られる最高の栄誉だ。今年の11人は、クリス・バーマン、ジェリー・ブラッカイマー、スーザン・イーガン、エリック・ゴールドバーグ、アン・ハサウェイ、ボブ・アイガー、キム・アーバイン、ドウェイン・ジョンソン、ジョナス・ブラザーズ、リン=マニュエル・ミランダ、アラン・テュディック。映画、テレビ、パーク、スポーツ中継と、活躍の場がまるでそろっていない。
そして受賞者一人ひとりに、アワードを手渡す役が用意されていた。アン・ハサウェイに渡したのは『プラダを着た悪魔2』のデヴィッド・フランケル監督。さらに、アナ・ウィンターから特別なビデオメッセージが寄せられた。あの作品の“元ネタ”と目され続けてきた人物からの言葉が、続編を控えたタイミングで届いたことになる。
ドウェイン・ジョンソンにはエミリー・ブラントが立ち、彼が現代の映画スターのあり方をどう塗り替えてきたかを振り返った。ジェリー・ブラッカイマーにはオーランド・ブルーム、ジョナス・ブラザーズにはヴァネッサ・ハジェンズ、アラン・テュディックにはジニファー・グッドウィン。パークのクリエイターであるキム・アーバインには、ディズニー・レジェンドでもあるミンナ・ウェンがステージ上でアワードを授けた。

『美女と野獣』の歴代ベルと、KATSEYE
表彰はスピーチだけで終わらない。功績を紹介する映像に、特別パフォーマンスとサプライズゲストが差し込まれる構成が取られた。
わかりやすいのがスーザン・イーガンのパートだ。ディズニーのミュージカル『美女と野獣』でイーガンに続いてベルを演じてきた歴代キャストが集まり、ミュージカル・パフォーマンスを披露。さらに、KATSEYEが『ヘラクレス』の劇中曲「恋してるなんて言えない」をカバーした。イーガンはヘラクレスのメグの声も担当している。歌い継がれてきたことを、歌う側の人数で見せたわけだ。

リン=マニュエル・ミランダには、『モアナと伝説の海』『ミラベルと魔法だらけの家』『ハミルトン』の楽曲をつないだメドレーが用意された。アワードを授けたのはアウリイ・クラヴァーリョ。ジョーダン・フィッシャーやニッキー・M・ジェームズらもステージに立っている。ジーニーを生み出したアニメーターのエリック・ゴールドバーグには、ディズニーランド・バンドが『アラジン』の「フレンド・ライク・ミー」を演奏した。
スポーツキャスターのクリス・バーマンには、NFL殿堂入りしたスティーブ・ヤングがアワードを授与。ロビン・ロバーツ、ペイトン・マニング、カート・ワーナー、ジェリー・ジョーンズ、スコット・ハンソンが映像で登場した。
ボブ・アイガーの番に集まった名前
開幕を告げたのは、ウォルト・ディズニー・カンパニー最高経営責任者(CEO)のジョシュ・ダマーロ。「100年以上にわたり、ディズニーの物語が時代を超えて愛され続けてきたのは、そこに普遍的な魅力があるからです」と切り出し、受賞者たちを「彼らのクリエイティビティとイノベーション、卓越性、そして世界中の人々に喜びを届けようとする深い情熱が、彼らをまさにレジェンドたる存在にしました」と紹介した。
そのダマーロが紹介役に回ったのが、前CEOのボブ・アイガーの表彰だ。アル・マイケルズ、ディズニー・レジェンドのダイアン・ソイヤー、エレン・ポンピオ、ロバート・ダウニー・Jr.、ハリソン・フォードなど、エンターテインメント、ニュース、スポーツ界の面々からトリビュートが贈られた。

締めくくりは、サマンサ・バークスによる『シンデレラ』の劇中歌「夢はひそかに」。その後、11人がディズニーキャラクターとともにステージ上で記念撮影を行ない、拍手のなかで幕が下りた。1923年にウォルト・ディズニーがハリウッドで最初のスタジオを開いた年に由来する名前のイベントは、こうして3日間を終えている。

















