ディズニーの人気アトラクション、一部ゲストのヤジで映像変更


米フロリダ州のウォルト・ディズニー・ワールドにあるテーマパーク「エプコット」で、マーベル映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』をテーマにしたジェットコースターの待ち時間に流れる映像が、ひっそりと編集し直された。原因は、一部のゲストが叫ぶ“ある一言”だった。(フロントロウ編集部)
「地球人は自分たちを何と呼ぶ?」
問題のアトラクションは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:コズミック・リワインド」。乗車前には2つのプレショーがあり、1つ目では銀河の治安組織ノバ軍団のトップ、ノバ・プライム(グレン・クローズ)と、センチュリオンのタル・マラク(テリー・クルーズ)がゲストを出迎え、物語の設定などを説明する。
米WDW News Todayによると、これまでの映像では、マラクが地球人を指すさまざまな呼び名をぶつぶつとつぶやいたあと、「地球人が自分たちを何と呼んでいるか、誰か知ってるか?!」と問いかけ、少し間があく演出になっていた。
ところが、この“間”を狙って、一部のゲストが英語で「アルコール中毒者たち!」と叫ぶのがお約束になっていたという。エプコットでは、園内に並ぶ世界各国のパビリオンをめぐりながらお酒を飲む「ドリンキング・アラウンド・ザ・ワールド」と呼ばれる楽しみ方が知られている。これにひっかけたヤジが、映像が変更されるほど頻繁に飛び交っていたようだ。
映像が“バグる”演出に
新しい映像では、マラクが問いかける場面がなくなり、画面が“グリッチ”を起こしたように乱れて、すぐ次の場面へ切り替わる。そこでマラクは「え? もう映ってる?! 出番のときは誰か教えてくれよ!」と戸惑い、そのまま説明を始める。ゲストが例の言葉を叫ぶ隙は、もうない。
ノイズのような演出は、つじつまを合わせるように説明の途中にも追加された。同メディアは、物語の後半に登場する巨大な存在、セレスティアルのイーソンの到来をそれとなく予告する伏線にもなっているとみている。
このアトラクションでは最近、2つ目のプレショーのあとに乗り場へ駆け込むゲストを抑えるための誘導方法も導入されたばかり。常に実施されているわけではないというが、人気アトラクションならではの“ゲスト対策”が続いている。ノリのいいヤジもパークの楽しみ方のひとつかもしれないが、ディズニーとしては物語の世界観を守るほうを選んだようだ。
















