マルーン5の来日公演が決まった。2027年1月30日、31日、2月2日の3日間、会場は東京ドーム。2025年の来日から約2年ぶりとなる。じつは前回の東京ドーム公演は、その日のライヴ音源も映像もステージ写真も、日本で売られているCDのなかにそっくり残っている。(フロントロウ編集部)
土・日・火。東京ドームで3日間
ユニバーサル ミュージックの発表によると、公演タイトルは「Maroon 5 Asia 2027(マルーン5 アジア 2027)」。2027年1月から始まるアジア・ツアーの一環として、東京ドームでの3公演が組まれた。
日程は2027年1月30日(土)が開場16時・開演18時、31日(日)が開場15時・開演17時、そして中1日おいた2月2日(火)が開場17時・開演19時。土曜と日曜を続けて押さえたうえで、平日の火曜にもう1本足す形だ。開演時刻は3日とも違い、火曜だけ19時と遅い。会社帰りでも間に合う時間に寄せてある。
前回、2025年2月の東京ドーム3公演は、チケットが即完売した。ステージでは「This Love」「Sunday Morning」「Moves Like Jagger」「Sugar」「Girls Like You」「Memories」と、20年以上のキャリアを彩ってきた曲が次々に披露されている。終演後にはアダム・レヴィーン本人が東京公演は特別だったと振り返ってもいた。同じ規模の箱を、2年をおいてまた3日間埋めにくることになる。
2年前の3公演は、CDとDVDと写真集になって残った
この「前回」が、日本ではやけに手厚く記録されている。
まず、2025年8月15日に発売された通算8作目のアルバム『ラヴ・イズ・ライク』。その日本盤には2形態あり、ジャパン・エディションには2025年の東京ドーム公演からのライヴ音源が追加収録された。もう一方のジャパン・スペシャル・エディションには、ライヴ映像5曲を収めたDVDと、来日公演のフォトブックが付く。
さらに同年11月26日には、日本独自企画のベスト・アルバム『シングルス・コレクション』が発売されている。「This Love」「Moves Like Jagger」「Sugar」「Girls Like You」「Memories」など代表曲を全21曲並べた1枚だが、そのCDブックレットにも2025年の来日時に撮られたステージ写真とオフショットが多数入っている。
音源、映像、写真集、ブックレット。前回のドームで起きたことが、形を変えて4通りに残っているわけだ。2027年の3日間は、その続きということになる。

アダム・レヴィーンが原点回帰と呼んだ8作目を携えて
持ってくる新作は、その『ラヴ・イズ・ライク』だ。フロントマンのアダム・レヴィーンはこの作品を原点回帰と語っており、バンドの持ち味であるギター・サウンドをさらに進めた、キャッチーでダイナミックな1枚に仕上がっている。
全10曲のなかには、BLACKPINKのLISAを迎えた「Priceless」がある。タイトル・トラック「Love Is Like」にはリル・ウェインが参加した。そして「All Night」でサックスを吹いているのは、アダム・レヴィーンの父フレッド・レヴィーンだ。K-POP、ヒップホップ、そして身内。人選の振れ幅がそのまま作品の幅になっている。

バンドは2002年のデビュー・アルバム『Songs About Jane』でロックとR&Bを混ぜたサウンドを打ち出して以来、グラミー賞を3度受賞。2025年には米ビルボードの「21世紀のトップ・バンド」に選ばれている(総合トップ・アーティストでは11位)。アルバムは1億枚以上、シングルは7億5千万枚以上を売り上げ、全米シングル・チャートには32枚が入り、うち3曲がダイヤモンド認定、26曲がプラチナ認定を受けた。Spotifyでの総再生回数は300億回を超え、12曲がそれぞれ10億回に達している。
近年の活動の中心はラスベガスだった。2023年に常設公演『M5LV』を始め、2024年5月から2025年春にかけても同地に戻って計40公演をこなしている。腰を据えて同じ街で何十本もやるやり方と、ドームを3日間押さえるやり方。その両方を回せる状態にあるバンドが、また東京に来る。
公演に向けては、予習用プレイリスト「THE SETLIST: Maroon 5 – アジア・ツアー 2027【予習用】」も公開されている。2027年1月まではまだ間があるので、前回のライヴ音源を聴きながら待つという手もありそうだ。
















