『ヒーローズ』などで知られる女優ヘイデン・パネッティーアの死去を受け、元子役たちが相次いで声をあげている。映画『ピアノ・レッスン』でアカデミー賞を受賞したアンナ・パキンと、ドラマ『大草原の小さな家』で知られるメリッサ・ギルバートが、子役を取り巻く業界の問題を指摘し、保護体制の改善を訴えた。(フロントロウ編集部)
『紙の上では立派な制度でも、十分に守られていなかった』
アンナ・パキンは自身のInstagramで、元子役について『紙の上では立派に見える“システム”によって、私たちは本来守られるべきほど守られていなかった』という趣旨のメッセージを投稿した。『X-MEN』シリーズでのローグ役でも知られるパキンは、11歳で『ピアノ・レッスン』によりアカデミー助演女優賞を受賞するなど、幼い頃から俳優として活動してきた。
メリッサ・ギルバートはパキンの投稿をシェアしたうえで、より長い声明を発表。9歳で出演が決まった『大草原の小さな家』など、自身の子役時代の経験を踏まえ、「ヘイデンら元子役の死について、『とても個人的に感じる。なぜなら、私も彼女たちだったからだ』という趣旨をつづった。そしてスタジオやネットワークを含む業界全体に対し、子役の搾取を減らし、メンタルヘルス支援などを充実させる『実質的な変化』を求めた。
パキンの投稿には、同じく元子役のメリッサ・ギルバートやアリッサ・ミラノ、マーラ・ウィルソンらも賛同を示した。クリスティ・カールソン・ロマーノも別途、子役時代の名声がもたらす長期的な影響について警鐘を鳴らしている。
ヘイデン・パネッティーアが残したもの
ヘイデン・パネッティーアが8月16日に急逝した問題をきっかけに、ハリウッドでは子役保護の議論が再燃している。パネッティーアは生後11カ月から芸能活動を始め、『ヒーローズ』などでブレイクした後も、産後うつや依存症、子役時代から続くプレッシャーについて公に語っていた。
今回の一連の発言は、単なる追悼にとどまらず、子役を取り巻く環境や保護体制の見直しを求める声へと広がっている。

















