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イ・ビョンホンの役を櫻井孝宏が。『美しき日々』が声だけで戻ってきた

FRONTROW Editorial Dept.
BY FRONTROW Editorial Dept.
イ・ビョンホンの役を櫻井孝宏が。『美しき日々』が声だけで戻ってきた
(C) SBS & Yoon Sung Hee, “Beautiful Days”

Amazonオーディブル(Audible)が、韓国ドラマ『美しき日々』をオーディオドラマ化し、8月28日から配信を始めた。2000年代初頭の第一次韓流ブームを代表する名作を、櫻井孝宏、日笠陽子、緑川光らのマルチキャストで音声のみに置き換えた作品となる。(フロントロウ編集部)

『美しき日々』は、イ・ビョンホンとチェ・ジウのダブル主演で日本でも大きな話題を呼んだ王道メロドラマだ。音楽業界を舞台に、若者たちの青春と複雑に絡み合う恋模様、そして家族の絆を描いた。放送から20年以上が経ったいまも支持されている作品が、Audibleオリジナルのオーディオドラマとして作り直された。今回は2026年に始まった「名作韓ドラシリーズ」の第2弾にあたる。

24話を、毎週3話ずつ金曜に

配信は全24話。8月28日の開始後、毎週金曜に3話ずつ更新されていく。原作はYoon Sung Hee、監督は本田大介が務め、日本語脚本は菊地百恵、三井玲衣、藤吉みわが手がけた。

物語の中心にいるのは3人だ。大手レコード会社の御曹司として裕福な家庭で育った冷徹な音楽プロデューサー、イ・ミンチョル。養護施設で育った心優しいヒロイン、キム・ヨンス。そしてヨンスに想いを寄せるミンチョルの異母弟で医大生のソンジェ。兄弟の対立と三角関係が深まるなか、家族にまつわる秘密が絡んでいく。さらに、ヨンスが幼い頃から実の妹のように可愛がっていたセナが再会し、歌手を夢見る彼女はソンジェに強く惹かれていく。

ミンチョル役は櫻井孝宏、ヨンス役は日笠陽子、ソンジェ役は緑川光。セナ役に川勝未来、ミンチョルの妹・ミンジ役にのぐちゆりが並ぶ。

Audibleオーディオドラマ『美しき日々』カバーアート
(C) SBS & Yoon Sung Hee, “Beautiful Days”

「表情や所作を、いかに音声に昇華させるのか」

映像作品を音だけに置き換える難しさについては、キャスト自身が語っている。ミンチョル役の櫻井孝宏は「映像作品の音声ドラマ化は貴重な経験で、今までにない難しさと面白さを味わわせていただいたように思います」としたうえで、「表情、体の反応、態度や所作等、視覚的なメッセージをいかに音声に昇華させるのか、監督始めキャストのみなさんと試行錯誤を重ね少しずつ形にしていきました」と振り返った。

ヨンス役の日笠陽子が挙げたのは、収録現場の顔ぶれの違いだ。「普段は声のみでお芝居をするのですが、スタッフの皆さんが映像のお仕事の方々でしたので、共に細かく相談しながら収録を進められて学びが多かったです」。作品そのものについては「三角関係という言葉だけでは当てはまらないくらい、恋とは、愛とは、人が人を想うこととは何だろうと考えさせられる作品」だと語っている。

ソンジェ役の緑川光の感想はもっと率直だ。韓流ドラマを「ふんわりとは認識していた」という彼は、今回出演したことで「かつて世間を賑わせていた韓流ドラマとはこう言うものなのかと、妙に納得しました」と明かし、「これはハラハラドキドキ続きが気になりますよね(笑)」と続けた。25年前に日本の茶の間を席巻した作品の引きの強さを、演じる側があらためて実感したということだろう。

ミンチョル役を演じた櫻井孝宏
©山口宏之

25年前のメロドラマを、いま耳で聴く

日笠陽子は「25年前に放送されたドラマが、時を経てこうして声だけの世界として表現される…そういった素敵な機会に関わらせていただけてとても幸せです」とも語っている。当時テレビの前にいた人にとっては記憶をたどる作品であり、名前しか知らない世代にとっては入口になる。毎週3話ずつという配信ペースも、かつて週に一度の放送を待った視聴のされ方に近い。

Audibleによると、同サービスは180以上の国と地域で50以上の言語のコンテンツを配信しており、会員は年間およそ60億時間分をダウンロードしている。『美しき日々』はAudibleの作品ページで配信中。

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