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「音がする方へ進んではいけない」。『バックルームズ』生存5カ条が解禁

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「音がする方へ進んではいけない」。『バックルームズ』生存5カ条が解禁
© 2026 Backrooms Rights LLC, PC Films, LLC. All Rights Reserved.

9月4日に日本公開を迎えるA24の話題作『バックルームズ』から、公開直前の特別映像が2本届いた。片方は、あの黄色い迷宮に落ちてしまった場合に備える“ガイド動画”だ。(フロントロウ編集部)

守るべきは5つ。ただし安全は保証されない

配給のハピネットファントム・スタジオによると、今回解禁された1本目は、バックルームズの世界で生き延びるための注意点をまとめた映像だ。ただし、その効力については身も蓋もない断り書きが添えられている。あくまで超最低限の心得であり、身の安全を完全に保証するものではない。落ちてしまったら、最終的には自己責任である、と。

示されるのは5つ。

1・音がする方へ進んではいけない。2・誰かに呼ばれても応じてはいけない。3・むやみに扉を開けてはいけない。4・立ち止まってはいけない。5・知りすぎてはいけない――。

どれも「進むな」ではなく「反応するな」に近い。音がして、名前を呼ばれて、扉があって、それでも動かないでいることが最も難しい、という構造になっている。映像には「ここには何かいる」「こっちに来るな!」という切迫した声も差し込まれ、鈍く明滅する蛍光灯とどこまでも続く黄色い壁が映し出される。

『8番出口』の監督が、同じジャンルを見た

同時に解禁されたもう1本は、映画『8番出口』の川村元気監督が本作を鑑賞して寄せたコメント動画だ。日本のリミナルスペース映画を撮った当人が、その本家とも言える作品をどう受け止めたのか、という並びになる。

川村監督は本作を「悪夢のような映画体験」と評している。映像では、どこまでも続く黄色い空間と不穏な音、そして出口の見えない迷宮で何かに追い詰められていく登場人物たちの姿が切り取られていく。

同じ「無限に続く似た空間」を扱いながら、『8番出口』が地下通路の異変を見つける遊びだったのに対し、『バックルームズ』は異変が向こうから来る。ジャンルが近いからこそ、両者の差が浮かび上がる。

映画『バックルームズ』ポスタービジュアル
© 2026 Backrooms Rights LLC, PC Films, LLC. All Rights Reserved.

16歳のYouTube動画から、48カ国1位まで

監督のケイン・パーソンズは現在21歳。16歳で発表したYouTube短編「The Backrooms (Found Footage)」が伝説となり、17歳で映画化を企画、19歳で撮影に入った。

5月29日に始まった全米公開では、初週末の興行収入が8,100万ドル(約129億円)に達し、前週公開の『スター・ウォーズ/マンダロリアン・アンド・グローグー』を上回って全米1位を獲得。初週末の世界興収は1億1,800万ドル(約188億円)で、A24の歴代最高記録を更新した。アメリカを含む世界48カ国で初登場1位を記録した作品を生んだことで、パーソンズは史上最年少監督となった。

物語は、自らが営む家具屋の地下から異次元へ迷い込んだクラークと、その行方を追ってバックルームズへ足を踏み入れたセラピストのメアリーを追う。出演はキウェテル・イジョフォー、レナーテ・レインスヴェ、マーク・デュプラス、フィン・ベネットら。日本語吹替版ではクラークの声を諏訪部順一が担当する

映画『バックルームズ』は9月4日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開。

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