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ハーマイオニーの杖を解説。素材・芯・長さと映画デザインのひみつ

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BY FRONTROW Editorial Dept.
ハーマイオニーの杖を解説。素材・芯・長さと映画デザインのひみつ
写真:ニュースコム

『ハリー・ポッター』のハーマイオニー・グレンジャーが使う魔法の杖。素材や芯、長さといった公式設定から、映画版ならではのデザイン、物語での杖にまつわるエピソードまでをまとめて解説する。

ハーマイオニーの杖の基本データ

項目内容
本体の素材ぶどうの木
ドラゴンの心臓の琴線
長さ10と4分の3インチ(約27cm)
購入場所オリバンダーの店

公式ファンサイトのWizarding Worldによると、ぶどうの木の杖は「かくれた深みを持つ持ち主」を選ぶとされ、ドラゴンの琴線の芯は力強く、学びの早い杖になるという。努力家で芯の強いハーマイオニーにぴったりの組み合わせだ。

杖を選んだのは「オリバンダーの店」

ハーマイオニーが杖を手に入れたのは、ダイアゴン横丁の老舗「オリバンダーの店」。この世界では「杖が魔法使いを選ぶ」とされていて、店主のオリバンダーが山のような箱の中からその人に合う1本を見つけてくれる。ぶどうの木×ドラゴンの琴線という組み合わせは、オリバンダーの杖の中でもめずらしい部類とされている。

映画版デザインは「つたが巻きつく杖」

映画で使われたハーマイオニーの杖は、本体につたの模様がぐるりと彫りこまれた優雅なデザイン。ゴツゴツした魔法使いらしい杖が多いなかで、彼女の杖はなめらかで植物的な美しさが際立つ。グッズ化もされていて、レプリカの杖はファンアイテムの定番になっている。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンや公式ショップでも人気だ。

この杖のデザインには、原作者のJ.K.ローリングもこだわりを見せている。2016年には舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』のリハーサルにあわせて、ハーマイオニーを含む主要キャラクター5人の杖のデザインを自身のX(旧Twitter)で初公開した。

物語での杖のエピソード

最終作『死の秘宝』では、ハリーの杖が壊れてしまい、ハーマイオニーが自分の杖をハリーに貸す場面がある。杖は「持ち主を選ぶ」とされる世界で、親友に自分の杖をあずけるこの場面は、2人の信頼をあらわす静かな名シーンだ。

じつはハーマイオニーには「2本目の杖」がある。マルフォイの館に捕らえられた一件のあと、ハリーが奪ったベラトリックス・レストレンジの杖を使うことになるのだ。ただ、この世界の杖は「力ずくで勝ち取った者」に忠誠が移るルール。杖の所有者は奪ったハリーになっていたため、ハーマイオニーはこの杖をうまく使いこなせなかった(7巻『ハリー・ポッターと死の秘宝』)。自分ではない杖の「なじまなさ」に苦労する姿は、杖と魔法使いの結びつきの強さを教えてくれる。

ほかのキャラクターの杖もおもしろい

杖はキャラクターの性格を映す鏡でもある。ヴォルデモートの杖の不気味な秘密や、持ち主だったハーマイオニーというキャラクターの解説とあわせて読むと、小道具ひとつにこめられた作り込みが見えてくる。(フロントロウ編集部)

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