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11年前に消えた娘の声が、通報電話から。「ミッシング・ガール」配信開始

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BY FRONTROW Editorial Dept.
11年前に消えた娘の声が、通報電話から。「ミッシング・ガール」配信開始
画像提供 Apple TV

Apple TVの新作サスペンス「ミッシング・ガール」が、9月9日より世界同時配信を開始した。主演は、映画『プラダを着た悪魔2』でアン・ハサウェイの恋人役を演じたパトリック・ブラモール。(フロントロウ編集部)

物語の起点は、緊急通報のオペレーターが受けた一本の電話だ。助けを求める少女が、自分の名前は「マギー」かもしれないと話す。その通報を受けたのは、11年前に3歳の娘マギーを失踪で失った父親だった。

6ヶ月の断酒を続ける元刑事が、娘の声を聞いたと確信する

ブラモールが演じるのはイアン・リドリー。娘が跡形もなく消えたことで人生が一変し、妻とは離婚、酒に溺れる日々を送っていた。現在は緊急通報オペレーターとして働きながら6ヶ月間断酒を続け、娘はまだどこかで生きているという確信だけを支えに生きている。

そこへ届いた通報の声を、イアンは娘のものだと確信する。周囲がとうに過去の事件として区切りをつけようとするなか、彼だけが動き出す。孤立無援のまま真相へ近づく命がけの捜査は、警察との対立を招き、やがて正義と狂気の境界そのものを揺らがせていく。

原作は、英国推理作家協会(CWA)賞を受賞したライアン・デイヴィッド・ジャーンの小説『最終通話』(原題:The Dispatcher)。脚色を手がけたのは脚本家のクリス・マースカだ。

「窓際のスパイ」を作ったチームが、そのまま合流している

制作陣の顔ぶれが、この作品の性格をよく表している。監督・製作総指揮は、「ザ・クラウン」で評価を確立し、『ミュンヘン:解放への代償』を手がけたエミー賞ノミネート監督のクリスチャン・シュヴォホー。プロデューサーには、Apple TVの「ハイジャック」や「窓際のスパイ」を送り出してきた60Forty Filmsのジェイミー・ローレンソンとハーカン・コセッタが並ぶ。

行方不明者の捜索という定番の枠組みを使いながら、犯人探しや謎解きに閉じないのが本作の狙いだという。登場人物それぞれが抱える過去のトラウマと、“親であること”の葛藤まで踏み込む構成になっている。

共演は、元妻ジェナ役に『博士と彼女のセオリー』のマキシン・ピーク、娘マギー役に新星クロエ・ジーン・ルルド。撮影はオーストラリアで行われ、同国出身のブラモールにとっては母国での主演作となる。9月にシドニーで開催されたプレミア上映では高い評価を集めた。

Apple TV「ミッシング・ガール」場面写真
画像提供 Apple TV

全6エピソード、以降は毎週水曜に追加

ブラモール自身は、主演・脚本を務めたドラマ「Colin from Accounts(原題)」でゴッサム賞のブレイクスルー部門を受賞している。実生活でも父親である彼が、娘を失った男の葛藤をどう演じるか——そこが最大の見どころになりそうだ。

Apple TV「ミッシング・ガール」は全6エピソード。初日に第1、2エピソードが配信され、以降は毎週水曜に新エピソードが追加される予定となっている。

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