エルトン・ジョンが1975年に発表したスタジオ10作目『ロック・オブ・ジ・ウェスティーズ』の50周年記念エディションが、11月20日に発売される。2枚組には、アルバム全曲をエルトンの歌とピアノだけで録った未発表ヴァージョンが収められる。(フロントロウ編集部)
全米初登場1位から50年
『ロック・オブ・ジ・ウェスティーズ』は、1975年10月24日に発売された。前作『キャプテン・ファンタスティック』からわずか5か月後のリリースながら、2作連続で全米アルバム・チャート初登場1位を記録している。
今回の50周年記念エディションは、2LP、2CD、1LP、デジタル配信の各形態で登場。2枚組のディスクには、アルバムのレコーディング・セッションで録音されていたピアノ&ヴォーカル・ヴァージョンが収録される。歌とピアノというシンプルな形で、楽曲のエネルギーとエルトンのピアノ演奏をあらためて味わえる内容だ。

日本盤の2CDは、日本盤のみのSHM-CD仕様で、英文解説の翻訳付き。価格は4,400円(税込)。CD 1にオリジナル・アルバム、CD 2にピアノ&ヴォーカル・ヴァージョンを、同じ曲順で収める。
「ひとつもミスがない」と本人も誇る演奏
発売に先がけて、「ストリート・キッズ」のピアノ&ヴォーカル・ヴァージョンが先行公開された。
エルトンは今年、ピアノとヴォーカルだけの形でアルバム全体を聴き直したという。「“ストリート・キッズ”では、ひとつの長いピアノ・リフが曲全体を通して続いている。しかも、そこには本当にひとつもミスがない。これだけ年月が経った今でもこのレコードで聴ける演奏のクオリティを、とても誇りに思っている」とコメントしている。
1975年、成功の絶頂で生まれたアルバム
アルバムはコロラド州のカリブー・ランチで録音され、長年の共同作業者ガス・ダッジョンがプロデュースした。1975年のエルトンは、ウェンブリー・スタジアムでのヘッドライナー公演、2枚のスタジオ・アルバム発売、相次ぐシングル・ヒット、そしてドジャー・スタジアム公演と、まさに絶頂期にあった。
本作は全米で6作連続(1974年のベスト・アルバム『僕の歌は君の歌~エルトン・ジョン・グレイテスト・ヒッツ VOL.1』を含めると7作連続)のアルバム・チャート1位を獲得し、全英でもトップ5入りした。新加入メンバーを迎えた新編成のバンドで、自由に自然体で鳴らしたロックンロール色の強い作品で、エルトン自身は現在、このアルバムを「僕がこれまでに作った中で、最も純粋なロックンロール・レコード」と評している。



















