マーベル・スタジオが2028年に公開する新生『X-MEN』で、強敵ミスター・シニスターを演じるとされるアダム・ドライバー。これまでマーベル作品への出演に慎重だった彼が、米トーク番組『ジミー・キンメル・ライブ!』で、今回出演を決めた理由を語った。(フロントロウ編集部)
「出来が悪ければ、大勢の人に見られてしまう」
『スター・ウォーズ』続三部作のカイロ・レン役で知られるアダムは、これまでMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)への参加に慎重な姿勢を示してきた。番組ではその理由について、「たくさんの人が見る作品だから、出来が悪ければ、大勢の人にダメな自分を見られてしまう。それに、作品を台無しにしたくなかったんです」と明かした。
そんな彼の心を動かしたのは、作品そのものだったという。「『X-MEN』が大好きだったんです。ほかの作品が好きじゃなかったわけではないけど、今回はタイミングが合った気がしました」と話し、出演の決め手として、ジェイク・シュライアー監督の構想や、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギが製作に携わることを挙げた。さらに、「脚本が本当に面白いんです」と付け加えた。
これまで出演を断られてきたファイギにとっても、待ちに待った瞬間だった。米Varietyによると、ファイギは最近出演したポッドキャストで、新しい企画が持ち上がるたびにアダムとZoomで役柄について話し、そのたびに断られることが「長年の恒例行事」になっていたと告白。それでも、「これ以上ないほど礼儀正しく、自分の気持ちをいつも率直に伝えてくれる」と、アダムの人柄を称賛していた。
ミスター・シニスターとはどんな悪役?
アダムの出演が発表されたのは、現地時間8月14日にアナハイムで開催されたディズニーのファンイベント「D23」。ビデオメッセージで登場したアダムは、「マグニートーを演じます」と冗談を飛ばした後、「いや、違った。ナサニエル・ミルベリーです」と言い直し、会場を沸かせた。
ナサニエル・ミルベリーは、ミスター・シニスターが名乗る別名のひとつ。本名をナサニエル・エセックスというこのキャラクターは、卓越した知能と変身能力、テレパシーを併せ持つ悪役で、今回の映画では主要な敵役としてX-MENの前に立ちはだかる。
迎え撃つX-MENの顔ぶれも一新される。ジーン・グレイ役のセイディー・シンク、サイクロップス役のキット・コナー、ローグ役のインディ・ナヴァレッテ、プロフェッサーX役のクリストファー・アボット、ストーム役のマヤ・ボイド、エンジェル役のエイサ・ジャーマンらが名を連ねる。さらに、エマ・フロスト役にはサマラ・ウィーヴィングが起用されている。
『BEEF/ビーフ』の生みの親が脚本を担当
20世紀フォックス時代の『X-MEN』シリーズは、本編7作品に加え、ウルヴァリンを主人公としたスピンオフ3作品が製作された人気シリーズ。2019年にディズニーが21世紀フォックスの映画事業を買収して以来、ファンはMCU版の新作を待ち続けてきた。
脚本を手がけるのは、Netflixドラマ『BEEF/ビーフ』の生みの親であるイ・ソンジンと、『一流シェフのファミリーレストラン』の共同ショーランナーを務めるジョアンナ・カロ。さらに、マイケル・レスリーも脚本家として参加している。アダムが出演の決め手のひとつに挙げた脚本には、こうしたクリエイターたちが携わっている。
新生『X-MEN』は、米国で2028年5月5日に公開予定。




















