今週末より公開される、アカデミー賞3冠の映画『ダラス・バイヤーズクラブ』の監督ジャン=マルク・ヴァレ最新作『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』より、特別映像が公開された。
本日公開されたのは、ジェイク・ギレンホール演じる主人公デイヴィスが街中で踊りまくるシーン。70年代ブリティッシュ・ロックを代表するバンド、フリーの「ミスター・ビッグ」を聴きテンションが最高潮に達したデイヴィスが、混み合う駅のホームでも、車が行きかう道路でも、人目を気にせず踊りまくる姿がなんともユニーク。
また映像の冒頭には、フロントロウ編集部でも先日お伝えした、「奇跡の美少年」ジュダ・ルイスがドラムを演奏する場面もおさめられている。
そんなダンスシーンについて、ジェイクは、「監督から、『はい、iPodだよ。これがイヤホンね。ただ踊ればいいから。僕らはついて行くからさ。通りで踊りまくってくれればいい』と突然言われたんだ」と、裏話をコメント。
さらに、「通勤通学の人たちがやってくる中、僕は踊り始めたんだ」「工事が行われていたけど、三角コーンを全部どかし、工事現場を走り抜けてとにかくがむしゃらに踊ったよ。NYではすごくクレイジーなことをしても、たいていの人は無視してくれるんだ(笑)」と、NYならではのエピソードも明かした。
ジェイクが、「いろんな意味で、この映画の比喩のようなものになっていると思う」と語る、デイヴィスが自分の感情を解放する印象的なダンスシーンの映像がこちら。
妻を亡くし、自分を見失った空虚な男デイヴィスを美しい映像とともに描いた映画『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』は、2月18日(土)より、新宿シネマカリテ他全国ロードショー。
『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』
監督:ジャン=マルク・ヴァレ
出演:ジェイク・ギレンホール ナオミ・ワッツ クリス・クーパー他 上映時間:101分
提供:ファントム・フィルム/カルチャア・パブリッシャーズ