普段は温厚で、決して他人のことを悪く言わない人気モデルのミランダ・カーがめずらしく嫌悪感をあらわにしている。
彼女の怒りの矛先となっているのは、人気SNSのフェイスブック。
最近行われた英サンデー・タイムズ紙とのインタビューで、ミランダは「フェイスブックには我慢ならないわ」と憤りのコメントをした。
ミランダがフェイスブックを嫌悪する理由
ミランダの公式フェイスブック・ページは、現時点で800万以上もの「いいね!」を有していて、さらにフェイスブックの傘下である写真共有アプリ、インスタグラムでのフォロワー数に至っては、1,000万人を優に突破している。
これらのサービスは、彼女にとってファンに向けて日常生活の様子やキャリアにまつわる情報を発信をするのにはとても便利で有効なはず。それにも関わらず、ミランダがフェイスブックに嫌悪感を示すのには、ある彼女なりの理由があった。
それは、フェイスブックやインスタグラムが、昨年彼女が婚約した恋人で億万長者のエヴァン・スピーゲルが設立したSNSアプリ、スナップチャットが独自に開発した機能とそっくりな機能を後追いで搭載しまくっているから。
これに対し、ミランダはインタビュー内で「フェイスブックには創造力っていうものが無いのかしらね。どうして私のパートナー(エヴァン)のアイディアを盗みまくるのよ?まるで侮辱だわ」と辛辣な言葉を並べていた。
スナップチャットの最もユニークな特徴として知られていた24時間限定の動画&写真投稿機能と全く同じような「ストーリーズ機能」をインスタグラムがスタート。どちらも人気なものの、若い使用者は1つのアプリでいろんなことができるようになったインスタグラムをより好む傾向も…。昨年の婚約発表の際にも、当時スナップチャットの新機能だった自分そっくりのオリジナル絵文字「Bitmoji(ビットモジ)」とのコラボフィルターを使った写真をシェアするなど、彼女なりの方法でエヴァンをサポートしてきたミランダ。
彼の日々の努力を間近で見ているだけに、これまでに彼が練り上げてきたアイディアを易々とコピーされてしまうのは、居ても立っても居られないような気分になるのかもしれない。