今年も、イギリスの音楽祭ブリット・アウォーズが開催。イギリス版のグラミー賞ともいわれるこの音楽祭で、イギリス出身の人気ガールズ・グループ、リトル・ミックスが念願の初受賞を果たした。
元彼ソングで初受賞
リトル・ミックスは、イギリスで5週連続1位を獲得した大ヒットアルバム『グローリー・デイズ』の収録曲、「シャウト・アウト・トゥ・マイ・エックス~完全ふっ切れ宣言~」で「最優秀ブリティッシュ・シングル」を受賞。
受賞曲「シャウト・アウト・トゥ・マイ・エックス」は、元恋人へ「私はもうふっきれた」と力強く宣言する歌詞が特徴。その歌詞の中には、メンバーの1人であるペリーの元恋人でワン・ダイレクションのゼイン・マリクとの共通点が多くあることなどから、ゼインのことを皮肉っているとしても話題になっていた。
そんな楽曲で初の受賞を果たしたリトル・ミックスは、受賞が分かるやいなや、4人で飛び跳ねたりハグをしたりと大喜び。よほど興奮していたのか、ペリーはステージまでの道のりを小走りで向かうほどだった。
スピーチで元彼に感謝
スピーチでは、まず最初にペリーが、「オーマイゴッド。受賞までこんなに長いことかかってしまってごめんなさい。でも私たちやったわ!!」と、コメント。すると、メンバーたちも「キャー」と叫び声をあげ、喜びを分かち合っていた。
次にジェイドが、「ほんとうに、ほんとうにありがとう。実のところ、受賞できるなんて思ってなかったの。自分たちの席に座って、おしゃべりするだけだって思ってたわ」と、受賞が予想外だったことを告白。
続けて、ジェイドは自分たちのチームやレーベルに感謝を告げた後、「メンバーのみんなにも感謝するわ。だって、私たちの友情なくてはここまで来られなかったもの」と、メンバーにメッセージを送ったあと、「そして最後に、私たちの元恋人たちにも感謝するわ。素晴らしい曲の助けとなってくれて。この賞を元恋人のみんなに捧げるわ」と、受賞曲のネタになってくれた元恋人たちへも感謝を告げていた。
そして最後にレイ・アンが、「私たちは5年間一緒にいるの。でもこれからも頑張っていくし、彼女たちは私の親友よ。これからもずっと続いていくことを願ってるわ。みんな愛してる!」とメンバーとの結束をアピール。受賞スピーチを締めくくった。
リトル・ミックスは、ツイッター上でも、「なんて素晴らしい夜だったのかしら。私たちを支えてくれたみんなに大きな感謝を。私たちはお互いを愛しているし、そしてあなたたちみんなのことも愛しているわ」と、受賞の喜びを語っている。