ライアン・ゴズリング 映画『ラ・ラ・ランド』

 Photo: スプラッシュ/アフロ、シンクストック/ゲッティイメージズ

 本日24日よりいよいよ日本でも公開されるアカデミー賞候補大本命の映画『ラ・ラ・ランド』。主人公のセバスチャンを演じる俳優のライアン・ゴズリングは、この作品のために3ヵ月間もピアノを猛特訓。わずかな期間で、演技で披露できるまでにマスターした。

 夢見るジャズピアニスト、セブの演奏シーンは、すべてライアン本人によるもの。米Variety誌によると、指だけが映るようなシーンでも代役を立てず全てライアンが演奏していたのだという。新しく公開されたトレーラーには、ライアンがリハーサルでピアノを弾く様子が登場する。

 そんなライアンは、1日2時間のピアノの練習を週6日も行ったという。

 そのほかにもタップと社交ダンス、ジャズダンスも並行して特訓。「ずっとピアノを習いたいと思っていた」と話す彼は、「仕事で3ヵ月ピアノを弾けるなんて、この仕事以外考えられないよ。今までやってきた役作りの中で最も満足できる時間を過ごせたかも」とウィッシュリスト(願い事リスト)のひとつが現実になったと明かした。

 

子役時代に音楽の基礎はできていた!?

 実はライアン、子役時代にあのテレビシリーズ『ミッキー・マウス・クラブ』に出演し、歌って踊る人気子役として活躍していた。

 同期はジャスティン・ティンバーレイクや、ブリトニー・スピアーズ、クリスティーナ・アギレラなど、この世代の音楽シーンを大きく動かした大物がならぶ。彼らのように歌の世界には進まず、演技の道を選んだライアン。幼い頃に培った感性を大人になったいま、役作りに生かせているのかもしれない。

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